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地域課題解決を目指す自治体とスタートアップ等による実証事業を選定しました

ページID:0615714 掲載日:2025年11月21日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう11 住み続けられるまちづくりを

​ 愛知県では、今年度からスタートアップ等の持つ先進技術やサービスを生かして、県内自治体のまちづくりを支援する取組を進めています。

 この度、支援を希望する自治体と地域課題解決に取り組むスタートアップ等による実証事業を選定しましたのでお知らせします。

 今後、選定した実証事業の円滑な実施を支援してまいります。

1 経過

 7月1日から、支援を希望する8自治体(※1)の地域課題解決に取り組むスタートアップ等の募集を開始し、7月14日にSTATION Aiにおいてガバメントピッチイベントを開催したところ、延べ121もの応募をいただきました。

 応募のあったスタートアップ等と自治体とのマッチングを行い、共同事業体(※2)が作成した実証事業を選定した結果、8事業すべてを支援の対象としたものです。

 ※1 岡崎市、春日井市、刈谷市、西尾市、常滑市、大府市、日進市、東浦町 

 ※2 マッチングが成立した自治体とスタートアップ等が設立した事業体

2 選定事業​

(1)岡崎市
事業名 データドリブン商店街構築プロジェクト
事業体構成団体 岡崎市、株式会社リーゴ(東京都港区)、株式会社日本旅行(東京都中央区)
取組概要 商店街の集客状況や口コミ等をAIが自動的に分析し、集客施策を提案。提案に基づき作成したWebサイト、SNS、ターゲット広告による回遊促進施策を実施する。
(2)春日井市
事業名 春日井サボテン活性化事業
事業体構成団体 春日井市、株式会社SAGOJO(サゴジョー)(東京都足立区)
取組概要 サボテン事業者や地域住民、サボテンファンなどが参加し、協働するコミュニティを発足させ、現地交流イベントを実施することで、全国の春日井ファンの獲得、育成を目指す。
(3)刈谷市
事業名 どこでも誰でもスポーツ観戦を楽しめるユニバーサルデザインなまちの実現
事業体構成団体 刈谷市、株式会社トワール (大阪府大阪市)
取組概要 移動式スクリーンの提供と「自分と似た選手」マッチングサービスにより、観戦の移動負担をなくし、誰もが市内の様々な場所で観戦を楽しむことができる機会を提供する。
(4)西尾市
事業名 西尾市×artkake(アトカケ) アートプロジェクト
事業体構成団体 西尾市、株式会社artkake(名古屋市昭和区)
取組概要 ベイエリアを始め、市内の観光スポットに展示した様々なアート作品を巡るスタンプラリーを開催し、来訪者が複数拠点を巡る仕組みづくりを行うことで、周遊性を向上させる。
(5)常滑市
事業名 とこなめ観光データ共創プロジェクト
事業体構成団体 常滑市、ブルーアイズ株式会社(名古屋市中村区)、中部電力株式会社(名古屋市東区)
取組概要 トコナメシャトルや市内観光施設の利用者属性や人流データをカメラやセンサーで取得し、AIによる解析を通じて地域ニーズを可視化。これにより、より効果的な観光施策の立案につなげる仕組みを構築する。
(6)大府市
事業名 人と地域をつなぎ、挑戦をまちに根づかせる地域活性化事業「さかさマルシェ」
事業体構成団体 大府市、株式会社On-Co(オンコ)(名古屋市西区)、東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区)
取組概要 熱い思いを持つ出店希望者と出店を応援する物件所有者が出会い、交流するマルシェを大府駅前で開催することで、挑戦とにぎわいの循環を生み出し、地域全体の活性化につなげる。
 (7)日進市
事業名 eスポーツ×ICT教育×地域課題解決による次世代人材育成事業
事業体構成団体 日進市、BLUE  BEES(ブルービーズ)株式会社(名古屋市東区)、株式会社セネック(茨城県猿島郡境町)
取組概要 中高生を対象としたeスポーツなどの「デジタル社会教育」を通じた地域人材の育成と社会参画を促進し、地域課題を自ら発見・解決できる人材を育成する。
(8)東浦町
事業名 AIを用いた画像・LiDAR(ライダー)※解析技術等を活用した道路維持管理業務の効率化   ※ LiDAR:レーザー光を用いた3Dスキャン技術
事業体構成団体 東浦町、株式会社マップフォー(名古屋市中区) 、株式会社NTTフィールドテクノ(大阪府大阪市)
取組概要 ドライブレコーダのカメラ画像や車両に搭載したLiDARから取得する点群データを用いてAI路面劣化診断や修繕対象の優先順位付けを行い、効率的な道路維持管理システムを構築。

3 今後の予定

2025年11月~    県と共同事業体との事業委託契約締結
        実証事業の実施(~2026年2月)
2026年3月           成果報告会の開催

(参考)スタートアップ活用まちづくり支援事業について
〇事業内容
 県内自治体が抱えるまちづくりに関する様々な地域課題を解決するため、自治体と先進技術やサービスを持つスタートアップ等とのマッチング、実証実験に向けた事業計画の策定から実証実験の実施までを支援する(今年度より実施)。
〇実証実験実施主体
 市町村(代表者)とスタートアップ等との共同事業体
〇選定方法
 共同事業体で作成された事業計画について、県が設置する選定委員会(外部有識者と職員で構成)において、取組内容や実施体制の確保、事業の継続性等を評価し、実証実験の支援対象事業を選定

このページに関する問合せ先

​愛知県都市・交通局都市基盤部都市総務課
予算・企画グループ
担当:安田、加藤
電話:052-954-6987
内線:5494、5492
メール:toshi-somu@pref.aichi.lg.jp