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【知事会見】特定利用港湾について(三河港)
現在、政府では、我が国を取り巻く安全保障環境を踏まえ、自衛隊・海上保安庁が平素から必要な空港・港湾を円滑に利用できるよう、インフラ管理者との間で「円滑な利用に関する枠組み」を設ける「特定利用空港・港湾」の施策に取り組んでいます。
2025年10月27日に、内閣官房、国土交通省及び防衛省から愛知県に対し、愛知県が管理する三河港において「円滑な利用に関する枠組み」を関係省庁と県との間で確認するよう依頼がありました。
これに対し、本県は、2025年11月11日に、三河港における「円滑な利用に関する枠組み」を確認した旨、国へ回答しました。
1 特定利用空港・港湾とは
安全保障環境を踏まえた対応を実効的に行うため、南西諸島を中心としつつ、その他の地域においても、自衛隊・海上保安庁が、平素から必要な空港・港湾を円滑に利用できるよう、インフラ管理者との間で「円滑な利用に関する枠組み」を設ける。これらを、「特定利用空港・港湾」とする。
「特定利用空港・港湾」においては、民生利用を主としつつ、自衛隊・海上保安庁の航空機・船舶の円滑な利用にも資するよう、必要な整備又は既存事業の促進を図る。また、平素からの円滑な自衛隊の人員・物資輸送等に資するよう、「特定利用空港・港湾」と自衛隊の駐屯地等とのアクセスの向上に向け、道路ネットワークの整備を図る。
(内閣官房Webページ)
・総合的な防衛体制の強化に資する取組について(公共インフラ整備)
・「総合的な防衛体制の強化に資する公共インフラ整備」に関するQ&A
2 これまでの経緯
- 2025年7月29日
国(内閣官房、国土交通省及び防衛省)から愛知県に対し、三河港を特定利用港湾の対象に検討しているとの説明があった。
- 2025年9月9日
国から三河港の関係自治体(豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市)に対し、三河港を特定利用港湾の対象に検討しているとの説明が行われた。
- 2025年10月27日
国から愛知県に対し、三河港における「円滑な利用に関する枠組み」を関係省庁と愛知県との間で確認するよう依頼があった。
- 2025年11月11日
愛知県から国に対し、三河港における「円滑な利用に関する枠組み」を確認した旨を回答した。
3 愛知県の考え方
このページに関する問合せ先
愛知県 都市・交通局 港湾課
港湾企画グループ
電話:052-954-6614
メール:kowan@pref.aichi.lg.jp

