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【令和7年度(第21回)若手農林水産研究者表彰】愛知県水産試験場の研究員が農林水産技術会議会長賞を受賞しました

ページID:0613097 掲載日:2025年11月4日更新 印刷ページ表示

 愛知県水産試験場で行った「ウナギの雌化と食味に優れた大型雌ウナギ生産技術の確立」研究により、同場の稲葉博之主任が令和7年度(第21回)「若手農林水産研究者表彰」(農林水産技術会議事務局主催)において、農林水産技術会議会長賞を受賞しました。

 本県では平成18年度(第2回)以降2回目、都道府県の水産試験研究機関では初の受賞となります。

 

1 受賞者

 稲葉 博之(いなばひろゆき) 水産試験場漁業生産研究所栽培漁業グループ

 (本研究実施当時(2016~2021年度)の所属:水産試験場内水面漁業研究所内水面増養殖グループ)

 

2 業績名

 「ウナギの雌化と食味に優れた大型雌ウナギ生産技術の確立」

 

3 業績概要

​ 大半が雄に育つウナギ養殖において、大豆イソフラボンを用いた雌化技術の開発とその雌化メカニズムを解明し、産学官連携により飼料の製品化に成功するとともに、大型雌ウナギの脂ののりや身の柔らかさ等の品質優位性を科学的に証明し、資源の有効利用と生産物の高付加価値化に寄与する画期的な技術として、社会実装を果たし、全国規模での展開を実現しました。

 

4  表彰式の日時及び場所

 期日:2025年11月27日(木曜日)午後3時30分から午後5時まで

 場所:東京ビックサイト西展示棟(西3ホール)

   (東京都江東区有明3-11-1) 

 

5 若手農林水産研究者表彰制度について(概要)

 農林水産業及び関連産業に関する研究開発について、その一層の発展及びそれに従事する若手研究者の一層の意欲向上に資するため、農林水産技術会議事務局の主催により、平成17年度から「若手農林水産研究者表彰」を実施しています。

 本表彰は、優れた功績を挙げた若手研究者(表彰年度の4月1日時点で40歳未満の個人。以下同じ。)又は将来の技術革新等につながる優れた研究業績を挙げた若手研究者に対して、農林水産技術会議会長が表彰するものです。

 

6 本技術の特許について

 本技術をもとに、愛知県と一色うなぎ漁業協同組合、共立製薬株式会社が共同で2021年11月4日に特許を取得(特許第6970992号)しました。愛知県では、本技術を用いて生産した330g以上の大型うなぎを「葵うなぎ」としてブランド化を進めています。

特許模式図

 

 

このページに関する問合せ先

 愛知県水産試験場 企画普及グループ(堀木、能嶋)

 所在地 蒲郡市三谷町若宮97

 電話  0533-68-5198(直通)