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常滑市で回収された死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザ遺伝子検査の結果(高病原性の確定)について

ページID:0509390 掲載日:2024年2月26日更新 印刷ページ表示

(環境省、常滑市同時発表)

 愛知県が高病原性鳥インフルエンザの疑い事例として2024年2月22日(木曜日)に発表した死亡野鳥(ホシハジロ(カモ類))1羽について、環境省が高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5/H7亜型)遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が検出されました。これにより、本事例は、今シーズンの愛知県内では初(国内では116事例目)の野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの確認事例となりました。
 環境省は既に2月21日(水曜日)からこの死亡野鳥の回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定しており、本県では同省とともに、引き続き、同区域内の野鳥を監視していきます。

1 主な経緯等

(1)死亡野鳥の確認地点
 常滑市

(2)経緯
・愛知県が、2月20日(火曜日)に死亡野鳥ホシハジロ1羽を回収
・愛知県が同日に実施した簡易検査では鳥インフルエンザウイルスについて陰性であったが、21日(水曜日)に環境省が検査機関(国立環境研究所)で遺伝子検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認
・環境省は、21日(水曜日)、回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定
・環境省、本県及び常滑市において、22日(木曜日)に高病原性鳥インフルエンザの疑い事例として発表
・環境省が、国立環境研究所において高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5/H7亜型)遺伝子検査を実施し、26日(月曜日)に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)を確認

2 環境省の対応

(1)全国での対応レベルは、既にレベル3※として監視が強化されており、引き続き監視を強化

(2)「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル(環境省)」(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html に掲載)に準じて適切に対応

※環境省の設定する対応レベル
 対応レベル1:発生のない時(通常時)
 対応レベル2:国内単一箇所において、国内の野鳥、家きん及び飼養鳥で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された場合(国内単一箇所発生時)
 対応レベル3:国内単一箇所発生から28日以内に国内の他の箇所において、国内の野鳥、家きん及び飼養鳥で感染が確認された場合(国内複数箇所発生時)

3 本県の対応

(1)県環境局は、2月22日(木曜日)、環境局長を本部長とする県環境局鳥インフルエンザ対策本部を設置済み

(2)県環境局は、22日(木曜日)から環境省により指定された野鳥監視重点区域における野鳥の監視・パトロールを実施中

(3)県農業水産局は、22日(木曜日)、死亡野鳥が回収された場所を中心とする半径3km以内の家きん飼養農場(2農場)に対し、立入検査を実施し、異常がないことを確認(26日現在も異常の報告はなし)。併せて、県内の家きん飼養農場に対して情報の周知と注意喚起及び家きんに対する健康観察の徹底を指導済み

※ 現場での取材は、ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から、厳に慎むようにお願いします。

【留意事項】

・鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
・周辺地域のみならず県民の皆様におかれては、別添「野鳥の接し方について」に十分留意されるようお願いします。

別添「野鳥との接し方について」 [PDFファイル/70KB]

このページに関する問合せ先

愛知県環境局環境政策部自然環境課
野生生物・鳥獣グループ
担当:大野、松浦
電話:052-954-6230
内線:3068、3840
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp

愛知県農業水産局畜産課
家畜防疫対策室家畜衛生グループ
担当:吉岡、中村
電話:052-954-6424
内線:3703、3704
メール:chikusan@pref.aichi.lg.jp

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