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愛知県気候変動適応センターは、気候変動の影響に関する情報を整理し、地域住民に対して普及啓発を行っています。
この度、愛知県環境調査センターが12月7日(土曜日)に開催する「愛知県環境調査センター 一般公開デー」にて、当センターは気候変動の影響と適応に関する特別講演を実施します。
ダジック・アース※を用いて、祖父母が経験しないような暑い日や大雨を孫は何度経験するのかをご紹介します。
入場は無料で、事前申込みは不要です。是非、お越しください。
※ダジック・アースとは、様々なデータを立体的に表示するデジタル地球儀
2024年12月7日(土曜日)
第1回 午前10時30分から午前10時50分まで
第2回 午前11時30分から午前11時50分まで
第3回 午後2時から午後2時20分まで
(各回同じ内容を講演します。それ以外の時間でも、自由にダジック・アースを見ることができます。)
愛知県環境調査センター 第1会議室
所在地:名古屋市北区辻町字流7-6
国立研究開発法人 国立環境研究所
地球システム領域 地球システムリスク解析研究室
塩竈 秀夫 室長
孫は祖父母が遭遇しないような暑い日と大雨を何度経験するのか?の研究内容
本研究は、気候予測の結果をより我が事として実感してもらうために、「祖父母がその人生の間に遭遇しないような暑い日や大雨を孫は何度経験するか」という指標を提案し、排出削減が進まなければ祖父母世代が生涯に経験しないような暑い日や大雨を孫が何度も経験しうることを示しました(世代間の不公平性)。
本講演では、気候モデルによる気候変動予測データを用いて、祖父母が一生の間(1960-2040年)で一度も遭遇しないような暑い日(日最高気温が高い日)を、孫が2100年までに何日経験するかを、ダジック・アースを用いて一般の方にもわかりやすく紹介します。
無料、事前申込不要
本講演は、「愛知県環境調査センター 一般公開デー」の催事イベントです。詳細は、以下のWebページをご覧ください。
https://www.pref.aichi.jp/press-release/2024kankyo-c-koukai.html