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愛知県は、パラアスリートが県内の小学校及び特別支援学校を訪問する学校訪問事業を実施し、スポーツ及びパラスポーツの楽しさや価値、共生社会の大切さなどを直接児童に伝えるとともに、愛知・名古屋2026大会への興味・関心の喚起を行っています。
第5回目は以下のとおり実施しました。
日時:2025年10月22日(水曜日)午後1時30分から午後3時5分まで
訪問校:瀬戸市立萩山(はぎやま)小学校(瀬戸市萩山台二丁目22)
(萩山小学校、原山(はらやま)小学校、八幡(はちまん)小学校、
瀬戸(せと)特別支援学校の4校合同で実施)
小学5、6年生 90人
訪問者:三阪 洋行(みさか ひろゆき)氏 (車いすラグビー)
最初にアジア競技大会及びアジアパラ競技大会の紹介を行いました。また、車いすラグビーに関するクイズでは、車いすラグビーはカナダで考案された競技であること等を学びました。
身体を動かすプログラムでは、全員で車いす操作をリレー形式で体験しました。カラーコーンをよけながら車いすを操作することに難しさを感じながらも、それぞれ工夫しながら体験を行っていました。さらに、講師と児童・教師の代表者によるタックル体験のデモンストレーションでは、タックルを受けた児童・教師が車いすから身体が飛び出すほどの衝撃と大きな衝突音に、体験者だけでなく見守っていた児童からも驚きの声が上がっていました。
パラアスリートから子どもたちへの学びのプログラムでは、講師から、車いすラグビーとの出会いや魅力、ルールなどを伺いました。講師からは“やりたい”をあきらめないという話があり、児童は興味深く話に聞き入っていました。質疑応答では、夢を実現させるにはどうしたら良いかとの質問に対し、講師から、大きな目標をかなえるために日々小さな目標を作り、達成したら頑張った自分をほめて少しずつ大きな目標に近づいていこう、という話がありました。
スポーツ及びパラスポーツの楽しさや価値、共生社会の大切さを直接学び、愛知・名古屋2026大会への興味も喚起できた、素晴らしい機会になったと思います!
<愛知・名古屋2026大会の紹介> <身体を動かすプログラム>
<デモンストレーション> <学びのプログラム>
<児童からの挨拶> <講師へ質問>