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愛知県は、パラアスリートが県内の小学校及び特別支援学校を訪問する学校訪問事業を実施し、スポーツ及びパラスポーツの楽しさや価値、共生社会の大切さなどを直接児童に伝えるとともに、愛知・名古屋2026大会への興味・関心の喚起を行っています。
第6回目は以下のとおり実施しました。
日時:2025年11月26日(水曜日)午後1時50分から午後3時25分まで
訪問校:豊山町立豊山(とよやま)小学校(西春日井郡豊山町豊場中之町10)
小学5年生45人
訪問者:岩渕 幸洋(いわぶち こうよう)氏 (パラ卓球)
最初にアジア競技大会及びアジアパラ競技大会の紹介を行いました。また、パラ卓球に関するクイズでは、パラ卓球が第1回大会である1960年ローマ大会からパラリンピックで行われてきたという歴史等について学びました。
身体を動かすプログラムでは、準備体操として講師指導のもと、全員で身体を柔らかくするための動きを行いました。デモンストレーションでは、児童がラケットを構えたところに講師がスマッシュを当てたり、卓球台の隅に置いたペットボトルを講師が打球で弾き飛ばしたりする実演に、大きな歓声が上がりました。さらに講師と児童代表との対戦では、長くラリーが続くと応援の声が響きました。
パラアスリートから子どもたちへの学びのプログラムでは、講師から、パラ卓球が相手の障害を気にせず弱点を攻めるスポーツであることが紹介されました。また、一生懸命を楽しむこと、今の自分にできることをやってみることで、輝ける場所がきっと見つかるというお話がありました。質疑応答では、スマッシュの打ち方や国際大会に関する質問が多くあり、講師からは「アジアパラ大会では、金メダルを獲りたい」との決意表明がありました。
スポーツ及びパラスポーツの楽しさや価値、共生社会の大切さを直接学び、愛知・名古屋2026大会への興味も喚起できた、素晴らしい機会になったと思います!
<愛知・名古屋2026大会の紹介> <デモンストレーション>
<児童代表との対戦> <学びのプログラム>
<質疑応答> <児童からの挨拶>