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愛知県は、パラアスリートが県内の小学校及び特別支援学校を訪問する学校訪問事業を実施し、スポーツ及びパラスポーツの楽しさや価値、共生社会の大切さなどを直接児童に伝えるとともに、愛知・名古屋2026大会への興味・関心の喚起を行っています。
第7回目は以下のとおり実施しました。
日時:2025年12月8日(月曜日)午後1時30分から午後3時10分まで
訪問校:県立岡崎盲学校(岡崎市竜美西1丁目11-5)
小学部、中学部 11人
訪問者:廣瀬 誠(ひろせ まこと)氏 (パラ柔道)
最初にアジア競技大会及びアジアパラ競技大会の紹介を行いました。また、パラ柔道に関するクイズでは、パラ柔道の競技対象となる障害が目の障害であること、試合中に選手が外に出てしまいそうになった時は審判が選手に「場外!」と声をかけ、声で方向を伝えることを学びました。
身体を動かすプログラムでは、準備体操として、講師の掛け声を頼りに身体を上下左右に動かす運動を行いました。その後の講師と児童3名との黒帯を使った綱引きでは、児童が勝つ場面もあり、大きな歓声があがりました。また、講師と児童の組手では、児童が講師を投げる方・投げられる方の両方を体験し、大興奮の様子でした。デモンストレーションでは、講師と教師が、試合前の礼から試合終了の礼までの一連の動作を実戦形式で行い、双方を応援する声が上がりました。児童・教師からたくさん投げられる講師を心配する児童もいましたが、講師から「受け身の訓練をしているので痛くないよ」と声をかけられていました。
パラアスリートから子どもたちへの学びのプログラムでは、講師から、いろいろなことに挑戦すること、周りの人に感謝の気持ちを持つことで自分の人生を楽しもう!というお話がありました。また、本物の銀メダルも触れることができました。
スポーツ及びパラスポーツの楽しさや価値、共生社会の大切さを直接学び、愛知・名古屋2026大会への興味も喚起できた、素晴らしい機会になったと思います!
<愛知・名古屋2026大会の紹介> <体を動かすプログラム>
<児童との組手> <デモンストレーション>
<学びのプログラム> <児童からの挨拶>