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リスクコミュニケーションの実施事例(ソニーイーエムシーエス株式会社)

ページID:0497790 掲載日:2024年3月7日更新 印刷ページ表示

ソニーイーエムシーエス株式会社

 化学物質による環境汚染を減らすための取組を進めていくためには、県民、事業者等が化学物質の環境リスクに関する情報を共有して相互理解を図り、地域全体で化学物質の適正管理と排出抑制に取り組んでいくこと(リスクコミュニケーション)が大切です。そこで、本県とソニーイーエムシーエス株式会社は、県内では初めて地域住民の方々の参加を得て、化学物質による環境リスクの低減を主なテーマとしたリスクコミュニケーションを実施しました。

リスクコミュニケーションの様子

日時

平成16年10月13日(水曜日) 午後2時から午後5時まで

開催場所

ソニーイーエムシーエス株式会社一宮テック
(一宮市大字高田字池尻6番地)

ファシリテーター(司会進行)

岐阜県森林文化アカデミー助教授 八尾哲史 氏

インタープリター(解説者)

化学物質アドバイザー 山本倫久 氏

参加者

事業者 3名

住民 11名

行政 3名

傍聴者 20名

プログラム

  • 主催者あいさつ
  • ファシリテーターによるオリエンテーション
    (参加者全員の自己紹介兼アイスブレーク)
  • 事業者から事業所概要及び環境への取組等に関する説明
  • 工場見学
  • 意見交換
  • 参加者の感想、アンケート記入、総括

開催の様子

  1. 講義(リスクコミュニケーション)
     環境リスクの考え方、リスクコミュニケーションの意義などについてあらかじめ参加者に講義を行いました。
    ファシリテーターによる講義
  2. 事業所見学及び環境保全活動報告
     事業所の事業活動及び環境保全対策等に関して理解を深めていただくため、事業所内を見学するとともに、環境保全対策の取組についてソニーイーエムシーエス(株)が説明を行いました。
     その後にファシリテーターの進行により事業者と参加者との意見交換が実施されました。
    環境保全の取組を説明する事業者 意見を述べる住民参加者
  3. 実施結果
     参加された住民の方々からは、「ソニーEMCSが取り組んでいる環境対策がよくわかった。」、「工場でどのような化学物質を使用し、何を作っているのかよく理解できた。」といった感想があり、有意義なものであったと考えています。
     本県では今回の事例をモデルケースとし、さらに対象を広げてリスクコミュニケーションを実施していくこととしています。

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