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革新的新素材開発に向けたThermalniteの実証研究における実走行実験

ページID:0491965 掲載日:2023年11月13日更新 印刷ページ表示

実証研究実施者

AZAPA株式会社

内容

株式会社U-MAPが開発した「Thermalnite(繊維状窒化アルミニウム単結晶)」は高い熱伝導率と絶縁性を併せ持つフィラー材料です。これを樹脂やセラミックスに添加することで優れた放熱性能を有する新素材を作ることができます。

実証研究エリアでは、作成した新素材を市販小型電動モビリティの発熱部(インバータ)の部品と置き替えて、実際に走行させて発熱部の放熱性向上(温度上昇抑制)による動作不良防止、効率改善、寿命向上(劣化抑制)等を検証しています。

原理

窒化アルミニウム(AlN)は電気絶縁性のセラミックスでありながら熱伝導率が金属アルミニウムに匹敵する値をもつ材料です。

U-MAPでは世界で唯一の合成技術を使って、AlNの高アスペクト比単結晶(Thermalnite)を作り出すことが出来ます。このThermalniteを樹脂やゴム、接着剤、オイルへ添加すると、低添加率で高い放熱性能を有する絶縁性の複合材料を作ることが出来ます。将来的には、Thermalniteを添加した材料(高放熱樹脂等)により電子機械の熱経路を自在に制御することによって、冷却機構の排除等の莫大な省エネルギー化に貢献することを目指しています。 

実証研究

AZAPA株式会社の研究内容

 〇Thermalniteの紹介〇

 「3分でわかる株式会社U-MAP "Introduction of U-MAP"

 

 〇知の拠点あいちにおける実走行実験映像〇

 「知の拠点あいち重点プロジェクト研究実験映像

           ↑↑こちらから実際の実験映像をご覧になることができます。