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愛知用水工業用水道事業に関するQ&A

ページID:0312030 掲載日:2021年3月12日更新 印刷ページ表示

1.工業用水の基本

2.工業用水の使用料金

3.工業用水の受水手続きについて

Q1.工業用水の基本

Q1-1:工業用水とは?

A.各ご家庭などで利用されている水道とは異なり、工業用のために供給される水のことです。水道との違いは、ろ過や殺菌処理をしておらず、同じ水量で比較するととても安価に利用することができ、工業の健全な発達にも寄与しています。

Q1-2:どこで使えますか?

A.愛知県では、尾張工業用水道事業、愛知用水工業用水道事業、西三河工業用水道事業、東三河工業用水道事業の4事業を運営しており、県内32市町村の区域に工業用水を供給しています。
 愛知用水工業用水道事業では、名古屋市港区のうち堀川以東の区域及び南区のうち東海道本線以西の区域、豊田市(H17.3.31における豊田市の区域)、東海市、大府市、知多市、みよし市、阿久比町、東浦町の6市2町に工業用水を供給しています。詳しくは当事務所配水課までお問い合わせください。

Q1-3:使用用途は?

A.工業用水は製造業(物品の加工、修理業を含む)等の事業所でご利用いただけます。また、工業用の他にも、雑用水として、下水処理場、ゴミ焼却場、運送センター、公園、植物工場などでもご利用いただける場合があります。詳しくは当事務所配水課までお問い合わせください。

Q1-4:水質はどのようになっていますか?

A.下記のページから年度を選択していただき、「工業用水毎月検査」からご確認いただけます。なお、供給先の地域によって供給元となる浄水場は異なります。また、基準値を設けている水質については、「濁度 15度以下、水素イオン濃度 pH値6.0以上7.5以下」であり、水圧は敷地境界で0.05メガパスカル以上で供給することとなっています。

Q1-5:水源はどこですか?

A.愛知用水工業用水道における水源は、牧尾ダム、阿木川ダム、味噌川ダム、矢作ダムになります。

Q2.工業用水の使用料金

Q2-1.使用料金はいくらですか?

A.愛知県営工業用水道では、お客様の使用水量に関係なく契約水量に応じて料金を支払っていただく、「責任水量制」を採用しております。愛知用水工業用水道における1立方メートルあたりの料金は29.5円であり、月額料金は「29.5円/m3 × 契約水量(m3/時) × 24時間 × 月あたり日数」に消費税分を加算することで求められます。なお、契約水量(m3/時)を超過して受水した分の水量に対しては超過料金が発生し、超過料金は基本料金の2倍の59.0円/m3で計算され、基本料金に合算されることになります。

Q2-2.責任水量制とはなんですか?

A.責任水量制とは、工業用水道事業が、事前に受水者から給水申し込みを受け、その契約受水量を前提とした給水能力を有する工業用水道施設を建設するという性格であることから、工業用水の実使用水量にかかわらず契約水量に応じて料金を徴収する制度です。愛知県営工業用水道においては、将来にわたって、工業用水を確保したいとする受水者の意向と受水者間の公平を重視するとともに、経営の安定化を図るものとして責任水量制を採用しています。なお、責任水量制は全国のほとんどの事業体で採用されています。
 また、この制度を採用する理由から、やむを得ない場合を除き、原則として契約水量の減量変更や受水廃止は認めておりません。

Q2-3.超過料金とはなんですか?

A.超過料金とは、契約水量(m3/時)を越えて使用した水量に対してかかる料金です。超過水量は契約水量(m3/時)を均等に受水した場合の水量を基準に計算されるため、一日の使用水量が「契約水量(m3/時)×24時間」以内でも超過水量が発生する場合があります。

Q3.工業用水の受水手続きについて

Q3-1.給水開始までにどのくらいの期間がかかりますか?

A.給水希望のお話をいただいてからおおよそ2年程度かかることが多いです。場合によっては3年以上かかることもありますので、お早めにご相談をお願いします。

Q3-2.初期費用はどのくらいかかりますか?

A.量水器(流量計、積算盤)の製作・設置にかかる費用や、工業用水道本管からの分岐管協力金をご負担いただく場合があります。また、給水地域によっては水量に応じて地域協力金をご負担していただいております。なお、初期費用については契約水量や工業用水本管から給水先事業所までの距離によって大きく変動します。

Q3-3.使用水量は何m3/hから何m3/hまで契約できますか?

A.契約水量の下限は4m3/時となっております。上限については特に定めておりませんが、工業用水本管の口径や給水先の地盤高などにも影響を受けるため、給水場所によって給水可能水量の上限は異なってきます。