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カネミ油症について

ページID:0378767 掲載日:2024年1月29日更新 印刷ページ表示

カネミ油症について

カネミ油症とは?

 昭和43年10月、西日本を中心に、広域にわたって、ライスオイル(米ぬか油)による食中毒事件が発生しました。
 事件の原因は、カネミ倉庫社製のライスオイル(米ぬか油)中に、製造の際の脱臭工程の熱媒体として用いられた、鐘淵化学工業(現カネカ)社製カネクロールが混入していたことでした。このため、ポリ塩化ビフェニル(PCB)や、ダイオキシン類の一種であるポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)等が、製品のライスオイル(米ぬか油)の中に混入しました。
 症状は、吹出物、色素沈着、目やになどの皮膚症状のほか、全身倦怠感、しびれ感、食欲不振など多様です。こうした症状が改善するには長い時間がかかり、現在も症状が続いている方々がいます。

患者の認定

1 検診の結果をもとに、全国油症治療研究班に認定の依頼を行っています。

2 平成24年12月3日に、油症診断基準が改正され、カネミ油症患者の油症発生当時の同居家族の方が新たに認定の対象となりました。改正された認定基準に基づき、全国油症治療研究班に認定の依頼を行います。

新たな認定基準と認定の申請について

新たに認定の対象となる方

 1から3をすべて満たす方が対象となります

1 油症発生当時、油症患者(認定患者)と同居していた

2 油症発生当時、カネミ倉庫社製の米ぬか油を摂取した

3 現在、心身の症状があり、治療その他の健康管理が継続的に必要

申請方法について

申請期間 

 申請の受付は、随時行っています。

カネミ油症患者への支援について

検診の実施

岐阜県、静岡県、愛知県、三重県在住の患者の皆様に、毎年、検診を実施しています。

 厚生労働省ウェブぺージ​ カネミ油症について【患者の方向けの情報】

 

<過去の検診日程>

令和5年度・・・10月17日、10月18日

令和4年度・・・10月19日、10月20日

令和3年度・・・10月25日、10月26日

 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、上記四県在住の初回受診者及び未認定者のみ対象(血中ダイオキシン類濃度測定のみ)

令和2年度・・・10月19日、10月29日

令和元年度・・・10月21日、10月23日

平成30年度・・・10月22日、10月23日

平成29年度・・・9月29日、10月6日、10月20日、10月27日

平成28年度・・・9月30日、10月14日、10月21日、10月28日

平成27年度・・・10月2日、10月9日、10月16日、10月30日

平成26年度・・・10月3日、10月10日、10月24日、10月24日

平成25年度・・・10月4日、10月11日、10月18日、10月25日

平成24年度・・・9月28日、10月5日、10月19日

(受診の希望はお住まいの、県、政令市、中核市にお問合せください。)

健康実態調査の実施

 平成25年度から、一年に一度、愛知県内在住の患者の皆様に調査票をお送りし、健康調査を実施しています。また、ご協力いただいた患者の皆様には、健康調査支援金をお支払いする予定です。

 関連リンク

問合せ

愛知県 保健医療局 生活衛生部 生活衛生課 食の安全・安心グループ
電話:052-954-6297
E-mail: eisei@pref.aichi.lg.jp

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