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2022年度 モノづくり魂浸透事業 見学会 実施の様子

ページID:3668241 掲載日:2023年3月22日更新 印刷ページ表示

 1 株式会社アイシン

(1)実施日時

2022年8月1日(月曜日)午後1時から午後3時まで

(2)参加学校

高浜市立高取小学校 

(3)実施内容

 ○見学した職種
  メカトロニクス、機械製図、フライス盤、電子機器組立て、移動式ロボット

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 始めに指導員が動画を用いて技能五輪や会社での取組について説明し、児童へ「夢を叶えるために諦めず挑戦し続けることが大切であること」を伝えました。
 続いて、会社が取り組んでいる技能五輪の職種をグループに分かれて見学しました。
 「メカトロニクス」職種では、選手が俊敏に装置を組み立てる様子や正常な場合と異常が発生する場合など装置の様々な動作を指導員の説明を聞きながら、見学しました。

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 「機械製図」職種では、マウス操作の訓練プログラムを体験し、チームメートと点数を競い合いました。
 「フライス盤」職種では、選手が機械を操る様子を見学し、完成品の模型を分解したり、組み立てたりして、高精度の加工を体感しました。

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 「電子機器組立て」職種では、選手がはんだ付けを練習する様子を見学し、過去の競技課題(回転寿司を模擬した電子機器)を見せてもらいました。
 「移動式ロボット」職種では、児童がスタートボタンを押したロボットが対象物を指定の場所まで運ぶ一連の動作を見学しました。
 今回の見学会は、児童が体験する内容が多く、チームメートと競い合ったり、協力したりして楽しむ様子が印象的でした。選手たちが一生懸命に練習する様子を見学し「自分も失敗しても諦めずに様々なモノづくりに挑戦していきたい」と話してくれた児童もいました。

 2 株式会社豊田自動織機

(1)実施日時

2022年12月21日(水曜日)午前8時40分から午前10時10分まで

(2)参加学校

大府市立共和西小学校 

(3)実施内容

 ○見学した職種
  機械組立て、メカトロニクス、機械製図、旋盤

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 まず始めに過去の技能五輪全国大会の金メダリストでもある社員の方が、技能五輪や会社での取組について説明を行いました。
 次に会社が取り組んでいる技能五輪の職種をグループに分かれて見学しました。「メカトロニクス」職種では、選手が作成したプログラミングをもとに対象物の色や形によって仕分けを行う装置の一連の動作を指導員の説明を聞きながら、見学しました。

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 「機械組立て」職種では、2022年度の技能五輪全国大会の金メダリストである黒柳尚貴選手が実演を行いました。黒柳選手はこの競技のポイントとして「力を入れることも大事だけど、それよりもフォーム(姿勢)が大事だよ」と話されました。ヤスリを使って素早く加工する金メダリストの技を見て、児童達からは「すごい」と声があがりました。

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 「機械製図」職種では、指導員が3Dによるアニメーションを用いて、競技の説明を行いました。選手がマウスとキーボードを巧みに操作して図面作成している様子を見た児童から「ゲーム機の図面は作れますか」と質問があり、指導員は「だいたいのゲーム機やおもちゃの図面は作ることができます」と回答し、児童達が驚いていたのが印象的でした。

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 「旋盤」職種では、選手が競技と同じ材料を削る実演を行いました。モニターに映された選手の手元を見て、部品の細部を削る精密な作業を見学しました。


 参加した児童から、「自分もゲーム機を作ってみたい」と話す姿も見られました。また、金メダリストによる実演では、児童達が羨望の眼差しを向けて、その技能のすごさを感じていました。

 3 株式会社ジェイテクト

(1)実施日時

2023年2月7日(火曜日)午前9時30分から午前11時30分まで

(2)参加学校

半田市立乙川中学校 

(3)実施内容

 ○見学した職種
  プラスチック金型、メカトロニクス、旋盤、フライス盤

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 まず指導員から、技能五輪や会社での取組について説明を行いました。その後会社が取り組んでいる技能五輪の職種をグループに分かれて見学しました。
「プラスチック金型」職種では、選手がコンピュータで3Dモデルの設計図を作成する様子を見た後、指導員から、「設計」、「機械加工」、「磨き」など大会での作業の工程について説明を受けました。

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 「メカトロニクス」職種では、まず指導員から、この職種は2人1組の競技で、「装置の組み立て」、「調整」、「プログラミング」など様々な作業を行うことを説明されました。その後、実際に選手が装置の動きを調整し、対象物を正確に振り分ける動作を見学しました。

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 「旋盤」職種では、選手が部品を削っている様子を見た後、指導員から、この競技では、髪の毛よりも薄い0.02mm以内の誤差で、精密に完成させる必要があるとの説明を受けました。

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 「フライス盤」職種では、選手が金属加工を行う様子を見た後、指導員から「それぞれの部品に少しでもズレが生じると、組み立てができなくなるので、精密に完成させる技能が必要である」との説明を受けました。生徒たちも、完成形の模型を分解して友達と相談しあいながら、組み立ててみて、その精度の高さを実感しました。 

 参加した生徒から「技能五輪に出場するきっかけ」について質問があり、選手が「自分も中学生のときに技能五輪を見学して、参加したいと思ったから」と回答されました。選手が中学生のころに経験したのと同じように、「実際に実演している選手の姿を見て、技能五輪に興味を持ちました」と話す生徒もいました。