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2023年度 モノづくり魂浸透事業 見学会 実施の様子

ページID:0507037 掲載日:2024年4月12日更新 印刷ページ表示

1 株式会社トーエネック

(1)実施日時
2024年1月17日(水曜日)午前10時から正午まで

(2)参加学校
津島市立暁中学校 

(3)実施内容
○見学した職種
 電工

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 始めに、第45回技能五輪国際大会の電工職種で敢闘賞を受賞した清水貴央氏から、トーエネックの概要や技能五輪について説明がありました。競技日数が全国大会は1日なのに国際大会は4日間もあること、国際大会の課題は当日に初めて公表されるため対応力が求められることなど、全国大会と国際大会の違いについて詳しく説明いただきました。

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 次に、2024年度の全国大会の出場を目指し、県大会に向けて選手の皆さんが練習しているところを見学しました。その後、各グループに分かれて簡単な電気配線工事に挑戦しました。技能五輪の現役選手や元選手である指導者の皆さんに作業のコツなどの手ほどきを受けながら、電工職種の技能の基礎を体験することができました。作業の途中には、「数年後のメンテナンスを容易にするため綺麗に配線することが重要」など、訓練して高めた技能が仕事でどう役立っているかも教えてもらいました。

 生徒たちにとって普段は馴染みの薄い電気工事という仕事に対して、技能五輪や技能体験を通じて楽しみながら関心を高める機会になりました。

2 株式会社デンソー

(1)実施日時
2024年2月1日(木曜日)午前9時から午後0時10分まで

(2)参加学校
安城市立高棚小学校

(3)実施内容
○見学した職種
プラスチック金型、精密機器組立て、メカトロニクス、機械製図、旋盤、フライス盤、電子機器組立て、工場電気設備、移動式ロボット、製造チームチャレンジ、CNC旋盤、CNCフライス盤、クラウドコンピューティング

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 始めに、「デンソーと技能五輪」について株式会社デンソーの社員の方から説明していただきました。
 説明後は練習場に移動し、13職種の見学を行いました。各職種の練習場では、社員の方の解説を聞きながら、技能五輪選手による技の実演等を見学し、児童は競技職種への理解を深めることができました。旋盤職種では選手が切削加工を実演し、削り出された完成品はその場で触ることができ、高い精度を体感した児童からは「すごい」と驚嘆の声が上がっていました。

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 また、練習で使用する材料・機材や実施課題等の展示コーナーも設置いただきました。電子機器組立て職種では、スロットマシーンやモグラ叩き等、過去の大会課題・作品が展示されており、実際に作品を動かしながら電子機器の仕組みを学ぶことができました。

 見学後は、社員の方による技能講話と質疑応答がありました。質疑応答ではモノづくりや技能に関する質問の他、デンソー学園(企業内訓練校)での生活に関する質問も飛び交っており、技能、そして技能五輪選手への興味関心が高まった見学会となりました。