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平成25年1月

ページID:0058082 掲載日:2013年1月29日更新 印刷ページ表示

食用ぎく栽培における天敵を利用した病害虫防除を推進

 東三河地域は、全国一の食用ぎく産地で、ハウスを利用した周年栽培が行われています。食用ぎくは登録農薬の数が少ないため、病害虫防除が十分にできていない状況にあります。このため、農業改良普及課では、化学合成農薬のみに頼らない防除体系の確立に取り組んでいます。
 現在、夏期の食用ぎく栽培で問題となっているハダニ類の防除対策として、天敵ミヤコカブリダニ(ハダニ類を食べるダニ)の利用を検討しています。本年度は、当普及課管内に複数の調査ほ場を設け、農家、農協、普及課の三者で協力して、防除効果を確認してきました。調査の結果、天敵を利用することで、ハダニ類を十分に抑えることができました。これらの結果を基に、普及課では天敵を中心とした総合的な防除体系を確立し、すべての食用ぎく生産農家が安定した生産を行うことを目標として、今後も普及指導に取り組んでいきます。
食用ギクほ場の様子

左:ハウスを利用した食用ぎく栽培の様子
右:調査ほ場にパック型の天敵製剤を設置する生産者らの様子

蒲郡4Hクラブ、保育園にミカンのクリスマスプレゼント

 蒲郡市の若手農業者でつくる蒲郡4Hクラブが12月13日(金)、蒲郡市南部保育園の児童とクリスマス交流会を開催しました。これは、クラブ員が蒲郡市内の保育園児に、地元の農産物に親しんでもらおうと毎年行っているものです。
 当日は、サンタやトナカイに扮したクラブ員が、自らが生産したミカンを園児108人に手渡しました。園児たちは、黄色く色づいたミカンに目を輝かせて喜び、お礼に歌とダンスを元気よく披露しました。
 4Hクラブの「H」とは、腕・頭・心・健康を意味する4つの英単語の頭文字のことで、心身を健やかに、農業に従事する信条を表しています。蒲郡4Hクラブは、活動方針として地域貢献を重視しています。今年、新たに加入したサンタ役の若手クラブ員は「自分たちが育てたミカンを喜んでくれて嬉しかった。いっぱい食べて健康に育ってほしい。」と話していました。
 普及課は今後も、蒲郡4Hクラブ等の、蒲郡市内の担い手の活動を支援していきます。

クリスマス会の様子

左:サンタやトナカイに扮したクラブ員が、保育園児にミカンを贈る様子
右:ミカンのお礼にダンスを披露する園児たちと、一緒に手拍子するクラブ員の様子

問合せ

愛知県 東三河農林水産事務所

E-mail: higashimikawa-nourin@pref.aichi.lg.jp