指定薬物を含有する違法ハーブの発見について

　県では、健康被害を未然に防止するために、「合法ハーブ」等として販売されており、指定薬物等を含有することが疑われる製品を買上げて、検査を行っています。

　平成25年4月に県内の3店舗で買上げた12製品について、県衛生研究所で成分検査を実施していますが、下記のとおり3製品から薬事法に基づく指定薬物が検出されました。

                                      　　　　　　　　　　　　         記

※　検出された指定薬物の化学名及び薬事法に基づく指定薬物として施行された年月日

　・通称名：XLR-11

  ・化学名：[1-(5-フルオロペンチル)-1H-インドール-3-イル](2,2,3,3-テトラメチルシクロプロパン-1-イル)メタノン

  ・薬事法に基づく指定薬物として施行された年月日：平成24年11月16日

（1）上記1の店舗の販売者に対して、警告書を交付の上、製品の販売中止及び自主回収等を指示しました。

（2）流通経路等については、現在調査中です。

（3）県ホームページに製品名等を掲載し、摂取又は使用による危険性等を県民に周知します。

（1）今後、今回検出した成分以外の知事指定薬物等が検出された場合は、判明次第公表する予定です。

（2）上記1の製品による健康被害事例は、現在のところ報告されていませんが、今回検出された成分による健康被害が発生するおそれが否定できませんので、この製品を購入し、使用している方は、直ちに使用を中止していただくとともに、製品の使用が原因と疑われる症状がある場合には、速やかに医療機関を受診してください。

（3）いわゆる「合法ハーブ」として販売されている製品の多くは、どのような物質が含まれているか不明であり、人体に極めて有害な成分が混入されている違法ハーブ又は脱法ハーブである可能性が高く大変危険です。絶対に使用しないでください。