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海上の森の紹介
1. あいち海上の森センター(ムーアカデミー)

「あいち海上の森センター」は、”自然の叡智”をテーマとして開催された「愛・地球博(愛知万博)」のパビリオン「瀬戸愛知県館」を万博閉幕後に改修し、平成18年秋オープンしました。
当センターでは、愛知万博の理念と成果を継承しつつ、愛知万博の原点である「海上の森」を将来にわたり保全するとともに、人と自然のかかわりを探求する学びと交流の拠点づくりを進めています。
本館
地上3階、地下1階の建物です。延べ床面積は約1,500平方メートルです。
海上の森の保全と活用の取組、森林や里山に関する学習と交流の拠点となる施設で、展示スペース、情報ライブラリー、研修室、工作室、事務室等で構成されています。
当センターでは、展示等普及啓発、参加交流、調査学習、情報発信等の業務を行っています。
・開館時間:9時から17時まで(駐車場有:27台)
・休館日:月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日休館)、年末年始(12月29日から1月3日)
※自動販売機は、屋外(センター敷地内)に設置しております。
1階 展示室
パネル展示、カラーコルトン、映像展示などにより海上の森の自然や歴史などの情報を常時展示しています。植物や生物の情報は、随時更新いたします。また、ライブカメラで海上の森のリアルタイムを見ることができるほか、お子様が工作などで遊べるスペースもございます。
(展示室奥に トイレ、授乳室あり)
2階 情報ライブラリー
海上の森に関する資料や、森林や里山、動植物に関する本・資料を2500冊以上配架しております。ご自由に閲覧いただけます。
※本の貸出は行っておりません。閲覧のみご利用いただけます。
遊歩施設

遊歩施設開門時間:9時30分から16時30分まで
※センター休館日には閉門しております。
※台風などの荒天時や積雪時、センター主催のイベント開催時などに臨時閉鎖することがあります。ご了承ください。
繭玉広場
山繭をモチーフとし、丸みをもった漆喰壁の木造建物です。
湾曲の集成材を使うことにより木造でありながら球形状をしています。
休憩や学習会などに利用できます。
(トイレあり)
窯の歴史館
平安時代中期の古窯を保存、展示した施設です。
古窯(登り窯)の様子がご覧いただけます。
建物は筋交いを使わない「貫」構造が特徴で、床には圧縮木材を使用しています。
物見の丘
間伐材等を使用した角材を組み合わせた面格子構造が特徴です。
展望台は中・高の2つの高さに分かれており、林冠の様子、海上の森の様子を展望できます。
2. 海上の森について
「海上の森」は瀬戸市南東部に位置す都市近郊林です。
豊かな森林と農地、水辺地等があり、様々な野生生物が生息し、生育する多様な自然環境を有しています。
(広さ:約530ha)
かつて焼き物の製造のための薪の採取などにより、その一部が樹木の乏しい荒廃地となったこともありますが、多くの先人の努力と自然の力によりその緑が回復された歴史を持ちます。
海上の里地区の紹介
里山サテライト (愛称:かたりべの家)
<開場時間>
3~10月:9時00分から16時30分まで
11~2月:9時00分から16時00分まで
海上の里にあった古民家を活用した木造2階建て(建築面積114平方メートル、延べ床面積160平方メートル)の建物です。ボランティアの皆様が古民家を解体し、部材を提供していただきました。建築にあたっても、一部作業についてボランティアの皆様にご協力いただき施工しました。
海上の森の保全と活用の現地活動拠点及び海上の森を訪れる皆様の休憩場所として利用しています。
皆様に気持ちよくご利用いただくため、ゴミ等は各自でお持ちかえりいただくようご協力をお願いします。
エコトイレ
海上の森を訪れる皆様にご利用いただくため、平成16年度に建築したトイレです。汚水を浄化し、洗浄水に循環再利用する循環式のトイレです。
手洗い水は、雨水を利用しています。
一定規模の洗浄水を利用すると水が流れなくなることがありますので、必要以上に水を流さないよう皆様のご協力をお願いします。
関連リンク
お問合せ
〒489-0857
愛知県瀬戸市吉野町304-1
電話: 0561-86-0606
FAX: 0561-85-1841
E-mail: kaisho@pref.aichi.lg.jp