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第1回人と自然の共生国際フォーラム 開催記録

ページID:0150300 掲載日:2017年3月9日更新 印刷ページ表示

第1回人と自然の共生国際フォーラム(平成19年)

第1回人と自然の共生国際フォーラム
※講師当の肩書は、当時のものです。

日時

平成19年11月24日(土曜日)、11月25日(日曜日)

場所

愛知県立大学 講堂

テーマ

「自然の叡智を再考する」
~里山から学ぶ持続可能な社会づくり~

日程

11月24日(土曜日)
写真 プログラム
開会式

開会式・主催者あいさつ (13時00分~13時30分)

・開会のことば

永田 清 (愛知県農林水産部長)

・主催者あいさつ

神田 真秋 (愛知県知事)
マリ クリスティーヌ (あいち海上の森センター 名誉センター長)

・来賓祝辞

加藤 精重   (愛知県議会副議長)
小林 五十六 (中部森林管理局名古屋事務所長)

基調講演1

基調講演1 (13時30分~14時30分)

・テーマ 「世界の生態系の現状と里山との関連」

・講師:アルフォンス・カンブー (国連大学高等研究所:いしかわ国際協力研究機構所長)

基調講演2

基調講演2 (14時30分~15時30分)

・テーマ 「石油がなくなる日」

・講師:加藤 尚武 (京都大学名誉教授・前鳥取環境大学学長・哲学者)

課題提起

課題提起・意見交換 (15時45分~17時00分)

・テーマ 「里山の哲学の可能性 ~人と自然の豊かな関係を再生するために~」

・講師:鬼頭 秀一 (東京大学大学院新領域創成科学研究所教授)

 

交流会 (17時30分~19時30分)

 

11月25日(日曜日)
写真 プログラム
パネルディスカッション

パネルディスカッション (9時30分~11時30分)

・テーマ 「里山から学ぶ持続可能な社会」

・コーディネーター

 川井 秀一 (京都大学生存圏研究所所長・NPO法人才の木理事長)

・パネリスト

木村 光伸   (名古屋学院大学人間健康学部教授・海上の森の会会長)
岩槻 邦夫   (兵庫県立人と自然の博物館館長)
佐藤 洋一郎 (総合地球環境学研究所教授)
宮浦 富保   (龍谷大学 理工学部環境ソリューション工学科教授)

フォーラム宣言

フォーラム宣言・閉会式 (11時40分~12時00分)

・宣言採択:川井 秀一 (パネルディスカッションコーディネーター)

・閉会のことば:伊藤 明 (愛知県農林水産部農林基盤担当局長)

現地見学会

現地見学会 (12時40分~15時30分)

・里山食文化パーティ(海上の森) 

・あいち海上の森センター

・愛・地球博記念公園(モリコロパーク)

 

フォーラム宣言

 愛知万博を契機に海上の森は、自然が持つすばらしい仕組みを学ぶ場となり、人と自然が共生する社会の実現を目指す愛知万博の理念を象徴する森となった。

 私たちは、海上の森を見るとき、私たちの身近に自然とのふれあいの場があり、さらにこのフォーラムを通して、里山と呼ばれる人と自然が共生するシステムが生きていることの大切さを改めて認識した。

 地球の環境問題は既に危機的な状況にあり、人類の存続さえ危ぶまれる現状を認識し、第1回人と自然の共生国際フォーラムにおいて、以下のように宣言する。

1. 人と自然との関わりが端的に表れる里山の多元的価値を見直し、これを守り育てることが大切である。

2. 里山文化の継承が、開発・拡大から持続・循環を重視する「共生」への思想の転換の鍵である。

3. 今こそ、世界各地に存在する「里山的なシステム」とも言える人と自然の共生の技術・知恵・伝統・思想を持続可能なライフスタイル・社会づくりに生かし、現代社会に機能させることにより、この危機を克服することが必要である。

4. 今後、このことを広く発信し、自らが具体的な行動に結び付けていくことを約束する。


 以上、第1回人と自然の共生国際フォーラムの宣言とする。

 

報告書

※概要版のみの掲載となります。

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