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第3回人と自然の共生国際フォーラム 開催記録

ページID:0151657 掲載日:2017年3月9日更新 印刷ページ表示

第3回人と自然の共生国際フォーラム(平成21年)

第3回人と自然の共生国際フォーラム
※講師等肩書は、当時のものです。

日時

・フォーラム
 平成21年10月24日(土曜日)
・フィールドワーク
 平成21年10月25日(日曜日)

場所

・フォーラム
 愛知県産業労働センター(ウインクあいち)大ホール
・フィールドワーク
 尾張地域コース(愛・パーク、あいち海上の森センター、海上の森、中部大学)
 三河地域コース(高性能林業機械間伐事業地「つくで手作り村」、四谷の千枚田、川売地区)

テーマ

「生物多様性から人と自然の共生を考える」
~森林・里山にみるいのちのつながり~

日程

フォーラム(10月24日土曜日)
写真 プログラム
開会式

開会式 (10時00分~10時20分)

・開会のことば

青木 章雄 (愛知県農林水産部農林基盤担当局長)

・主催者あいさつ

稲垣 隆司      (愛知県副知事)
マリ クリスティーヌ (あいち海上の森センター 名誉センター長)

・来賓祝辞

鈴木 孝昌 (愛知県議会 副議長)
高見 公一 (中部森林管理局名古屋事務所副所長)
田中 省二 (環境省中部地方環境事務所統括自然保護企画官)

基調講演

基調講演 (10時20分~11時30分)

・テーマ 「生物多様性とあいち・なごやで開催されるCOP10の重要性」

・講師:クリスティーヌ・フォン・ヴァイツゼッカー

ポスターセッション

ポスターセッション (11時40分~13時20分)

(計37団体・施設)

パネルディスカッション

パネルディスカッション (13時30分~16時20分)

・テーマ

「生物多様性から人と自然の共生を考える ~森林・里山にみるいのちのつながり~」

・コーディネーター

 川井 秀一 (京都大学生存圏研究所所長)

・パネリスト

香坂 玲 (名古屋市立大学大学院経済学研究科 准教授)
速水 亨 (速水林業代表、(社)日本林業経営者協会会長、農林水産省生物多様性戦略検討会委員)
今村 薫 (名古屋学院大学経済学部経済学科 教授)

・コメンテーター

マリ クリスティーヌ (異文化コミュニケーター、COP10広報アドバイザー、あいち海上の森センター 名誉センター長)

応援曲披露

COP10応援曲披露 (16時20分~16時50分)

愛・地球博記念市民合唱団

ソプラノ歌手:小沢祐美子

フォーラム宣言

フォーラム宣言・閉会式 (16時50分~17時00分)

・宣言採択:川井 秀一 (パネルディスカッションコーディネーター)

・閉会のことば:井桁 正人 (愛知県農林水産部技監)

 

交流会 (17時30分~19時00分)

 

フィールドワーク(10月25日日曜日)
写真 プログラム
尾張地域コース

「生物多様性、森林・里山体感ツアー」 尾張地域コース

八草駅 出発

→ 1.瀬戸市万博記念公園(愛・パーク)

→ 2.あいち海上の森センター(ムーアカデミー)

→ 3.海上の森

→ 4.中部大学(あいち森と緑づくりモデル事業地)

→八草駅 到着

三河地域コース

「生物多様性、森林・里山体感ツアー」 三河地域コース

豊橋駅 出発

→ 1.高性能林業機械間伐事業地(道の駅「つくで手作り村」駐車場)(新城市)

→ 2.四谷の千枚田(新城市)

→ 3.川売地区(にほんの里100選)(新城市)

→豊橋駅 到着

 

フォーラム宣言

 私たちは、これまでに開催したフォーラムで、世界に存在する「里山的システム」を大切にし、また森林を守り、循環的利用を図っていくことが、持続可能な社会づくりに向けて大切なことを学んだ。

 今回、第3回フォーラムでは、2010年にあいち・なごやで開催されるCOP10を受け、「生物多様性」という視点から森林・里山を見つめ直し、その役割を改めて認識した。

 私たちの暮らしは、多様な生き物から恵みを受けることで成り立っているが、今も世界では多くの生き物が絶滅している。この現状に目を向け、私たちの身近な森林・里山について考え、生物多様性の保全と利活用にどのように関わり、行動すべきかを議論した結果、以下の宣言を行う。

1. 私たちの暮らしが生物多様性とどのように関係しているのか、環境や科学の面から、また地球ならびに地域の社会・経済の問題として、正しく理解すること。

2. 生物多様性の保全活動の強化と生物資源の持続的利用に向けて、市民・企業・自治体・政府が積極的に発言、参画し、連携していくこと。

3. 原生林の保護、里山や人工林の適切な管理・育成を行い、生物多様性に富んだ「ゆたかなもりづくり」を図っていくこと。

4. 日本の「里山」という人と自然が共生するシステムの普及に向けて、世界の人々に分かりやすく発信し、世界各地でこのシステムが生かされるよう、協力の取組を行っていくこと。

 以上、2010年に開催されるCOP10に向けて、これらのことを広く発信し、自らも具体的に行動していくことを約束する。

 

報告書

※概要版のみの掲載となります。

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