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ZEB(ゼブ)(Nearly ZEB)(ニアリー ゼブ)の運用実績
このページでは、ZEBの概要及び2020年4月の全面供用開始以降の、ZEB運用実績をご紹介します。

愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所BELS認定証
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは
・ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称です。室内環境の質を維持しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
・一次エネルギー収支の達成状況に応じて、「ZEB」、「NEARLY ZEB」、「ZEB READY」,「ZEB ORIENTED」の4段階のランクが定義されています。
ランク要件は、以下のとおりとなっています。
・「ZEB」:100%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
・「NEARLY ZEB」:75%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
・「ZEB READY」:50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
・「ZEB ORIENTED」:延べ面積が10,000平方メートル以上の建物で、事務所や工場、学校などが、40%以上の一次エネルギー消費量削減。ホテル、病院、百貨店、飲食店、集会所などの場合は、 30%以上の削減した建物

愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所で整備した省エネルギー・創エネルギー設備
省エネルギー設備
創エネルギー設備
屋上や地上、南外壁面の太陽光発電設備による創エネルギーを加え、トータルで一次エネルギー消費量を認証時に85%削減しています。
設備の詳細等については、以下のリンク先の資料をご確認ください。
運用実績(2020年度から2023年度まで)
2023年度
・削減率103%(「ZEB」相当)

2023年度の削減率は103%となり、認証時の基準値である85%を大幅に上回って、「ZEB」相当の運用実績をあげました。
削減率は基準値57%に対して実績値が71%となり、昨年度同様、主に2023年1月から、2温水回収ジェネリンク※2の運用を確立したことによる、ガスの使用量の削減が大きく寄与したものと考えています。
2022年度
・削減率101%(「ZEB」相当)

2022年度の削減率は101%となり、認証時の基準値である85%を大幅に上回って、「ZEB」相当の運用実績をあげました。
削減率は基準値57%に対して実績値が70%となり、主に2023年1月から、2温水回収ジェネリンク※2の運用を確立したことによる、ガスの使用量の削減が大きく寄与したものと考えています。
2021年度
・削減率98%(「Nearly ZEB」相当)

2021年度の削減率は、認証時の基準値である85%を大幅に上回って98%となり、2020年度同様、運用においても「Nearly ZEB」相当であるだけではなく、「ZEB」相当に極めて近い実績をあげました。
2020年度運用実績
・削減率98%(「Nearly ZEB」相当)
2020年度の削減率は、認証時の基準値である85%を大幅に上回って98%となり、運用においても「Nearly ZEB」相当であるだけではなく、「ZEB」相当に極めて近い実績をあげました。
※2 太陽光とガスマイクロコージェネレーションの2種類の廃温水を1台で同時回収し、冷暖房に利用する設備。ガスの使用量を削減できる設備。