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「タイ防災研修」で「愛知県の洪水、土砂災害対策への取組」について講義をしました。
概要
独立行政法人国際協力機構(JICA)より「タイ防災研修(総合防災コース)」の依頼があり、平成25年7月17日(水)にタイから来日された研修生に講義を行いました。
「タイ防災研修(総合防災コース)」は、「タイ国防災能力向上プロジェクト」の一環の研修で、研修の参加者が自国での防災行政・防災活動・防災協力の改善を図ることを目的としています。
本研修は、タイの防災能力向上プロジェクトのフェーズ2と位置付けられ、2010年5月から2014年4月までの4年間にわたって実施するするものです。
愛知県では、本研修の講師として平成24年11月29日(木)にも参加しており、今回で2回目の講義となります。
本県は伊勢湾台風を始めとする多くの水害に見舞われており、水防災のために取り組んでいるハード対策、およびソフト対策の説明をしました。
講義の内容
午前はJICA中部で『本県の水害』、ハード対策として『日光川と伊賀川の改修事業』等、ソフト対策として『みずから守るプログラム』等の説明をしました。
午後は日光川排水機場で『海抜ゼロメート地帯』、『排水ポンプ』、現在改築中の『日光川水閘門』について説明をしました。
講義風景
愛知県の概要説明
河川課の事業紹介
日光川排水機場の屋上から改築中の日光川水閘門の説明