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麻しん(はしか)について

ページID:0198340 掲載日:2018年5月7日更新 印刷ページ表示

麻しん(はしか)とは

・ 麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染によりヒトからヒトに感染が伝播します。その感染力は非常に強いと言われており、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。    

※麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下と言われています

・ 感染すると、約10~12日の潜伏期間の後、38℃前後の発熱が2~4日間続き、咳や鼻水といった風邪のような症状が出ます。その後、少し体温が下がり、再び高熱(多くは39℃以上)が出るとともに、発疹が出現します。発疹出現後3~4日間で解熱し症状は軽快、合併症のないかぎり7~10日後には症状が回復します。

・ 麻しんは発熱が長く続き、体力の消耗が激しいため、合併症がなくても入院を要することが少なくありません。

・ 近年はワクチンの2回接種が行われ、麻しんに感染する方の人数は減っていますが、海外の流行国への渡航歴がある人やその接触者で患者が発生しています。

麻しん(はしか)と疑われる症状が出た場合の対応について

 発熱、発疹等の症状から「麻しん」が疑われる場合は、必ずマスクを着用し、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、速やかに受診してください。また、受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。

海外へ旅行を予定されている場合の対応について

(1)旅行に行く前に・・・旅行先の麻しんの情報を入手してください。麻しんの予防接種歴を母子手帳などで確認し、接種していない方は予防接種を検討して下さい。
(2)旅行から帰ったら・・・旅行後2週間程度は健康状態に注意しましょう。

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