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2021年愛知県地盤沈下調査結果について

ページID:0417896 掲載日:2022年8月31日更新 印刷ページ表示
2022年8月31日(水曜日)発表

概要

愛知県では、1959年の伊勢湾台風により広域の地盤沈下の存在が認識されたため、1961年から関係機関と協力して、濃尾平野の地盤沈下の状況を観測・調査しています。

この度、国土交通省、名古屋市及び名古屋港管理組合と協力して実施した水準測量、地下水位等の調査結果を基に、2021年の県内の地盤沈下の状況について、以下のとおり取りまとめました。

 

○ 概要

県内の地盤沈下は、全般的に見て、地下水揚水量の減少に伴う地下水位の上昇により、おおむね沈静化の傾向にあります。

○ 水準測量結果(地盤沈下の状況)

2021年の水準測量は、尾張・名古屋市地域及び西三河地域において実施しました。

 <尾張・名古屋市地域>

前回の測量結果と比較した結果、有効水準点558点のうち1年間で1センチメートル以上沈下した水準点は1点観測されましたが、沈下域は見られませんでした。

 <西三河地域>

前回の測量結果と比較した結果、有効水準点54点のうち1年当たりで1センチメートル以上沈下した水準点はありませんでした。

○ 地下水位調査結果

2021年の尾張地域、西三河地域及び東三河地域の地下水位は、昨年と比べおおむね同程度でした。

○ 地下水揚水量集計結果

2021年度の地下水揚水量は、昨年度と比べ僅かに減少しました。

(今後の対応) 

  県内の地盤沈下は、おおむね沈静化の傾向にあります。しかしながら、渇水時には涵養(かんよう)量の減少や揚水量の増加によって地下水位が急激に低下し、広範囲な地盤沈下の発生する可能性が依然としてあることから、引き続き地盤沈下・地下水位の監視や地下水の揚水規制等を実施し、地盤沈下の防止に努めていきます。

2021年 地盤沈下調査結果

問合せ

愛知県 環境局 環境政策部 水大気環境課 生活環境地盤対策室
地盤沈下対策グループ
担当:大野、小森
電話:052-954-6224
E-mail:seikatsujiban@pref.aichi.lg.jp

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