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広域担当の普及員情報(農業一般)

ページID:0045918 掲載日:2011年10月26日更新 印刷ページ表示

農業一般の情報

「2015あいち施設園芸の展開方向」を提言(2011年4月)

 本県は、全国屈指の施設園芸県であり、その産出額は県農業産出額の1/3を占めている。施設園芸がさらに発展するための提言として、「2015あいち施設園芸の展開方向」を財団法人愛知県農業振興基金、県(農業総合試験場、園芸農産課、農林水産事務所農業改良普及課)、愛知県経済農業協同組合連合会が協働して取りまとめ、2011年3月7日に行政、農協、農家を対象として成果発表会を行った。

 「2015あいち施設園芸の展開方向」による産地のイメージ

「2015あいち施設園芸の展開方向」による産地のイメージ

 提言は、3つの展開方向からなり、「個々の経営者が活きる経営の実現により産地の活力アップ(高品質・高収量で高収益なあいち型高収益施設園芸モデル農家の育成、個々の農業者が活きる産地の活性化、産地・生産物の価値を最大限化)」、「消費者との価値の共有と地域貢献による選ばれる産地づくり」、「CO2削減など環境に配慮した生産の振興」である。
 あいち型高収益施設園芸モデルは、所得2,000万円を目標としてトマト、イチゴ、キク、バラ、ハウスミカンの5品目で作成した。2,000万円は本県の主力産業である自動車産業に両親と後継者が勤務した場合の年収を想定したものである。このモデルは、本県の特徴である施設装備化(太陽光型植物工場などによる高収量、高品質生産)とマーケティング、人材育成の仕掛けづくりからできている。提言ではこのモデル農家を核として、産地の活性化を図ることが柱の一つとなっている。
 今後、本県施設園芸のさらなる発展のために、この提言を活かして具現化することが期待される。

問合せ

愛知県 農業総合試験場

電話: 0561-62-0085

E-mail: nososi@pref.aichi.lg.jp