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研究報告第46号-007

ページID:0081360 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

カボチャ小玉種(ミニカボチャ)の立体栽培の収量と果実外観、およびカバークロップを利用した雑草管理

著者:浅野裕司1)・小嶋富士雄2)・小島安治2)

摘要:カボチャ小玉種(ミニカボチャ)の露地栽培における立体栽培の収量と果実外観を地ばい栽培と比較した。「坊ちゃん」および「ほっこり姫」の立体栽培の収量を地ばい栽培と比べると「ほっこり姫」では単位面積当たりの収量が増加した。また、「坊ちゃん」、「ほっこり姫」とも立体栽培によりイボ状の突起などの果実の傷が著しく少なく、果実外観が向上し、上物収量が多くなった。
 地ばい栽培におけるカバークロップを利用した雑草管理は、全面耕起し敷わらを行う慣行の雑草管理と同等以上の雑草抑制効果が認められた。この栽培方法でのミニカボチャの収量は、慣行と同等以上であった。カバークロップとして利用したエンバク、ヘアリーベッチおよびシロクローバのうち、カバークロップとしてはミニカボチャの果実外観からエンバクとヘアリーベッチの利用が有効であることがわかった。
 立体栽培におけるカバークロップを利用した雑草管理は、耕起や除草剤の茎葉散布より高い雑草抑制効果が認められた。カバークロップを利用した立体栽培の収量や果実外観は良好で、ミニカボチャ立体栽培において、エンバクやヘアリーベッチを利用した雑草管理が可能と考えられた。

キーワード:ミニカボチャ、立体栽培、地ばい栽培、果実外観、カバークロップ、雑草管理

1)園芸研究部 2)園芸研究部(退職)

全文:カボチャ小玉種(ミニカボチャ)の立体栽培の収量と果実外観、およびカバークロップを利用した雑草管理

  • (46-7 [PDFファイル/1.63 MB])

    研究報告「カボチャ小玉種(ミニカボチャ)の立体栽培の収量と果実外観、およびカバークロップを利用した雑草管理」の全文

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