本文
平成27年度 生産高度化研修(イチゴの環境制御と高品質栽培) 【終了しました】
研修を終えて
「イチゴの環境制御と高品質栽培」をテーマに実施し、イチゴの生産者等105名が参加しました。 藤井農業大学校長が、「炭酸ガス施用を取り入れた栽培は、近年の施設内環境制御技術の進歩で、より効率的な生産が可能となっている。導入可能な技術を積極的に取り入れ、経営の高度化をはかっていただきたい。」と開会あいさつした後、愛知県農業総合試験場の研究員から、品種育成の方向性や、増収に必要な炭酸ガス濃度や施用方法、同試験場が民間会社と共同開発した環境モニタリングシステム「あぐりログ」の紹介がありました。愛知県西三河農林水産事務所からは、効果的な日中炭酸ガス施用方法の現地実証試験の結果報告が、愛知県養蜂協会からは、花粉交配用みつばちを上手に利用する上での留意点について情報提供が、それぞれありました。総合質疑では、生産者から実際に炭酸ガスを活用するにあたっての疑問点等について活発な質疑がありました。最後に、斉藤和義愛知県いちご生産組合連合会長が、「研修で得た知識等を活かし、常に新たな挑戦を通して、より優れたイチゴ経営を目指す事が必要だ。」とあいさつし閉会しました。受講者からは、「効果的に炭酸ガスを施用する方法がわかった。」、「『あぐりログ』は現場で使えそう。」等の感想が聞かれました。
生産高度化研修での総合質疑の状況
募集内容
1 日時
平成27年6月25日(木)午後1時30分から午後4時10分まで
2 場所
愛知県立農業大学校 中央教育棟 大講義室(3階)
岡崎市美合町字並松1-2
3 内容
▽講演「本県におけるイチゴの品種育成について」
講師:愛知県農業総合試験場園芸研究部野菜研究室 主任研究員 丹羽昌二氏
▽講演「イチゴ栽培における炭酸ガス制御について」
講師:愛知県農業総合試験場園芸研究部次世代施設野菜研究室 技師 小島寛子氏
▽講演「環境モニタリングシステム『あぐりログ』の特徴について」
講師:愛知県農業総合試験場園芸研究部次世代施設野菜研究室 技師 高木俊輔氏
▽講演「イチゴ栽培における炭酸ガス日中施用方法について」
講師:愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課 専門員 加藤賢治氏
▽情報提供:愛知県経済農業協同組合連合会 青果販売課 間関祐斗氏
▽総合質疑:愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室 専門員 森くみ子氏
4 対象及び定員
愛知県内の野菜(イチゴ)農家等 150名
5 参加費
無料
6 申込み方法
御住所を管轄する愛知県農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復葉書に下記の事項を御記入の上、愛知県立農業大学校までお申込みください。
*往信はがき:講座名・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)
*返信はがき:表面は返信先の郵便番号、住所、氏名
裏面は何も書かないでください。
電話、ファクシミリでの受付はいたしておりませんので、御理解ください。
7 往復葉書での申込先
郵便番号444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ
8 申込期限
平成27年6月18日(木) (必着)
9 共催
愛知県いちご生産組合連合会
10 その他
新寮建設工事中につき、駐車スペースに限りがありますので、極力公共交通機関でおこし願います。
生産高度化研修(イチゴの環境制御と高品質栽培)募集案内
- (ichigokoudoka [PDFファイル/155.51 KB])
生産高度化研修(イチゴの環境制御と高品質栽培)募集案内
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp