平成27年度 生産高度化研修（EOD処理を活用したカーネーションの効率生産） 【終了しました】

    「EOD（日没後）処理を活用したカーネーションの効率生産」をテーマに、愛知県花き温室園芸組合連合会と共催で実施し、カーネーションの生産者等82名が参加しました。

    愛知県花き温室園芸組合連合会カーネーション部会の鈴木部会長と開催地のJA西三河営農部野々宮センターの都築センター長から開会挨拶があった後、愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課の石川専門員が、「西尾市のカーネーション生産額は、愛知県内第2位、全国有数のカーネーション産地で品種数も多い。」等、研修開催地となった西尾市のカーネーション生産の状況を紹介しました。

   続いて、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構の道園主任研究員が、「植物の生育反応を把握・理解し、活用することが重要であり、日没後数時間を適切に温度管理する事で、生産コストの低減が可能となる。」と講演しました。参加者からは、「EOD処理の話は初めてで、とても興味く聞いた。今後の栽培に活かせそうだ。カーネーションについての詳しいデータが知りたい。」等の感想が聞かれました。

1　日時
　  平成27年11月12日（木）　午後1時30分から午後4時まで（受付　午後1時から）
2　場所
    JA西三河一色中部支店
　　　西尾市一色町前野荒子100　電話 0563－72－8188（代）
3　参集者（定員）
  　愛知県内のカーネーション生産者等　80名
4　内容
（1）現地紹介：「西三河地区におけるカーネーション生産」
　　　講師：愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課　専門員　石川高史　氏
（2）講演：「EOD処理による花きの反応と効率生産」
　　　講師：国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所
　　　　　　　　　　　　　　　　　　花き研究領域　主任研究員　道園美弦　氏
（3）総合質疑　愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　主任専門員　池内都　氏
5　申込方法
　　最寄りの農林水産事務所農業改良普及課にお申し込みいただくか、又は往復葉書で農業　大学校に直接お申し込みください。往復葉書の場合は、往信の裏面に課題名・郵便番号・　住所・氏名・電話番号を、返信の表面に返信先の郵便番号、住所、氏名を記載してください（返信の裏面には何も書かない）。
　　申込先　郵便番号444－0802　岡崎市美合町字並松1－2　愛知県立農業大学校 研修部