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平成28年度 生産高度化研修(イチゴの安定生産に向けたハダニ防除) 【終了しました】

ページID:0128822 掲載日:2016年6月27日更新 印刷ページ表示

イチゴ栽培において、ハダニ類の防除は薬剤抵抗性が発達しやすく、問題となっています。そこで、新しい防除方法として、イチゴ苗に対する炭酸ガス処理等の技術を学びます。加えて、愛知県におけるイチゴ品種の開発状況についてお知らせします。

研修を終えて

 テーマ「イチゴの安定生産に向けたハダニ防除」で開催した本研修に、県内各地からイチゴ生産者の方を中心に、170名の方が出席しました。

 研修の冒頭では、県内イチゴ生産者の関心の高い、愛知県オリジナル品種の開発状況について、講演がありました。現在の開発状況としては、平成25年に交雑した系統の成績次第では、来年ごろに現地適応性試験に進める状況とのことでした。

 ハダニ防除に関して、3名の講師からの講演と、ハダニ防除に関する機材・資材の展示説明会を行いました。講演では、ハダニの薬剤抵抗性の状況や、新たな切り口としての炭酸ガス処理による防除の紹介がありました。イチゴの生育初期における効果の高い薬剤の散布や、炭酸ガス処理を行うことがハダニ防除に有効であることがわかりました。

 また、機材・資材の展示では、炭酸ガス処理装置や天敵防除資材について、実物を見ながら使用方法等を学ぶことができました。

 参加者から、「炭酸ガス処理装置の導入を検討しており、非常に参考になった」「品種がどのように出来るか初心者でも理解しやすかった」「農薬の効果やタイミングがとても参考になった」などの感想をいただき、特に展示説明会が好評でした。

展示説明会の様子
写真 展示説明会の様子

募集内容

1 日時

  平成28年6月23日(木)午後1時30分から午後4時20分まで

2 場所

  愛知県立農業大学校 中央教育棟 大講義室(3階)

   岡崎市美合町字並松1-2

3 内容

 ▽講演「イチゴ新品種育成経過」

  講師:愛知県農業総合試験場園芸研究部野菜研究室 技師 松浦元樹 氏

 ▽講演「イチゴのハダニ防除」

  講師:愛知県農業総合試験場環境基盤研究部病害虫防除室 専門員 石川博司 氏

 ▽講演「定植前の炭酸ガス処理によるイチゴ苗のハダニ防除技術」

  講師:JAあいち経済連園芸部園芸資材課 尾﨑貴久 氏

 ▽講演「定植前炭酸ガス処理と天敵を利用したハダニ防除事例」

  講師:愛知県東三河農林水産事務所農業改良普及課 技師 則竹伸哉 氏

 ▽総合質疑:愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室 専門員 森くみ子氏

4 対象及び定員

  愛知県内の野菜(イチゴ)農家等 150名

5 参加費

  無料

6 申込み方法

 御住所を管轄する愛知県農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復葉書に下記の事項を御記入の上、愛知県立農業大学校までお申込みください。

*往信はがき(裏面):課題名・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)

*返信はがき(表面):返信先の郵便番号、住所、氏名

 裏面は何も書かないでください。

 電話、ファクシミリでの受付はしておりませんので、御理解ください。

7 往復葉書での申込先

  郵便番号444-0802  岡崎市美合町字並松1-2

    愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ

8 申込期限

  平成28年6月9日(木) (必着)  

9 共催

  愛知県いちご生産組合連合会

10 研修の御案内(リーフレット)

  研修の御案内 [PDFファイル/69KB]

問合せ

愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ 
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp

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