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平成30年度 生産高度化研修(畜産部門):地域産粗飼料やエコフィードを活用した養牛経営【終了しました】
研修を終えて
愛知県内の養牛農家及び関係機関職員を対象に、地域産粗飼料及びエコフィードの活用に関する研修を養牛に関する実用化技術研究会と共催で開催し、県内各地から25名の参加がありました。
有限会社あかばね動物クリニック代表である鈴木保宣氏から「地域産粗飼料やエコフィード利用に関する基礎知識」について御講演いただきました。エコフィードには、第一胃で消化できないタンパク質や不飽和脂肪酸が多いため、牛の健康を損ねないよう他の飼料とバランスよく配合して活用する必要があることを学びました。
また、愛知県農業総合試験場畜産研究部養牛研究室の内山雄紀主任からエコフィードや竹の飼料への活用について最新の試験研究結果の講演があり、エコフィードの代替可能上限や竹を粗飼料として利用した場合の乳用牛への影響について学びました。
さらに、有限会社小笠原牧場代表取締役である小笠原正秀氏から地域資源やエコフィード活用の事例について説明があり、腐敗しやすいエコフィードを用いた発酵飼料の活用事例や、エコフィードや地域資源を活用するには、飼料の保管場所の確保が課題であることを学びました。
研修後のアンケートでは、90%以上の参加者から「参考になった」との声が聞かれました。また、「獣医師、農家、試験場と多様な視点から地域産粗飼料、エコフィードの活用について学ぶことができた」との声があり、有意義な研修となりました。
【講演の様子】
地域産粗飼料やエコフィードを活用した養牛経営
募集内容
1 日時
平成30年9月28日(金曜日) 午後1時から午後3時55分まで
(受付は午後0時30分から)
2 場所
愛知県立農業大学校 中央教育棟(3階) 大講義室
岡崎市美合町字並松1-2
3 対象
養牛農家等
4 定員
50名
5 内容
(1) 講演:地域産粗飼料やエコフィード利用に関する基礎知識
講師:有限会社あかばね動物クリニック
院長 鈴木保宣氏
(2) 講演:地域産飼料やエコフィードを用いた試験成績について
講師:愛知県農業総合試験場畜産研究部養牛研究室
主任 内山雄紀氏
(3) 講演:酪農経営における地域資源の飼料への利用
講師:有限会社小笠原牧場
代表取締役 小笠原正秀氏
(4) 総合質疑
進行:愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室
主任専門員 森下 忠 氏
6 参加費
無料
7 申込み方法
ご住所を管轄する農林水産事務所農業改良普及課へお申し込みいただくか、往復はがきに下記の事項を御記入のうえ、愛知県立農業大学校までお申し込みください。
*1つの研修につき、往復はがき1枚でお申し込みください。
*複数名で申込みする場合は、代表者の郵便番号・住所・氏名と、その他の全員の氏名を御記入ください。
往復はがきの記入の仕方(イラスト参照)
*往診はがき(表面):下記8の申込先住所
返信はがき(裏面):(なにも書かないでください)
消えるインクは使用しないでください
*返信はがき(表面):お申込者の郵便番号、住所、氏名
*往信はがき(裏面):期日:9月28日、課題名:地域産粗飼料やエコフィードを活用した養牛経営、氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)
8 往復はがきでの申込み先
郵便番号 444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部 研修担当
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp