本文
農業者生涯教育研修（経営管理研修）地域ぐるみの野生鳥獣被害対策【終了しました】
平成30年度 経営管理研修 （地域ぐるみの野生鳥獣被害対策）【終了しました】
研修を終えて
「地域ぐるみの野生鳥獣被害対策」をテーマに開催し、関係者等70名の参加がありました。
最初に、農業総合試験場企画普及部の辻井修主任専門員から、鳥獣被害対策を地域ぐるみで進めるためには、鳥獣についての勉強会や現地調査、対策を話し合う座談会を設け、住民の理解を図る必要がある。また活動は、理想を求めすぎず、地域の実状に合わせ、柔軟に対応する必要があると話されました。
次に、東三河農林水産事務所農業改良普及課の中根基貴技師から、豊川市長沢町における取組の紹介がありました。この取組の特長は、捕獲報奨金をストックし、自分たちの考えで、最善かつ迅速に対応していることです。具体的には、防御柵で徹底的に入り口を塞ぎ、自前の箱わな23基で捕獲します。また、捕獲した鳥獣肉を地域の交流会等でふるまったり、活動をパネルで紹介する等、地域住民の理解促進、意識の向上に取り組んでいます。
続いて岡崎猟友会の近藤長保監事から、くくりわなの実物を示しながら、そのしくみと取扱上の留意点についての説明がありました。
最後に、辻井修主任専門員から、捕獲した野生鳥獣の処分と利活用ついての説明がありました。野生鳥獣の駆除個体は埋設や焼却処分が多く、食用として利用されるのはごく一部で、それぞれの処分方法には一長一短がある。食肉として利活用する場合、野生動物には様々な病原菌や寄生虫がおり、扱いには十分に注意する必要があることを強調されました。
募集内容
1 日 時
平成30年10月11日(木曜日)、 午後1時30分から午後4時まで
（午後0時45分受付開始）
2 開催場所
愛知県立農業大学校 中央教育棟(3階) 大講義室
住所 愛知県岡崎市美合町字並松1-2
電話 0564-51-1034（研修部直通）
3 対象
農林業者、捕獲従事者及び愛知県内農林業関係機関職員 等
4 定員
100名
5 内 容
（1）講義「地域ぐるみ活動とは」
講師 農業総合試験場企画普及部広域指導室
主任専門員 辻井 修 氏
（2）講義「豊川市における地域ぐるみの野生鳥獣対策」
講師 東三河農林水産事務所農業改良普及課
技師 中根 基貴 氏
（3）講義「猟具の取扱について」
講師 一般社団法人 愛知県猟友会
（4）講義「捕獲した野生獣の処分と利活用の基礎知識」
講師 農業総合試験場企画普及部広域指導室
主任専門員 辻井 修 氏
（5）総合質疑
座長 農業総合試験場企画普及部広域指導室
主任専門員 辻井 修 氏
6 参加費
無料
7 参集範囲
農業者、猟友会員、愛知県農業経営士協会、愛知県青年農業士連絡協議会、愛知県経済農業協同組合連合会、農業協同組合、市町村、農林水産部（農業振興課、農業経営課）、環境部自然環境課、農林水産事務所（農政課、農業改良普及課）、農業総合試験場（環境基盤研究部、企画普及部）、農業大学校
8 申込み方法
ご住所を管轄する農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復はがきに下記の事項をご記入のうえ、愛知県立農業大学校までお申込みください。
＊受講申込み者1名につき、往復はがき1枚でお申込みください。
＊複数名で申込みする場合は、代表者の郵便番号・住所・氏名と、その他の全員の氏名をご記入ください。
往復はがきの記入の仕方（イラスト参照）
＊往信はがき（表面）：下記9の申込先住所
返信はがき（裏面）：（なにも書かないでください）
消えるインクは使用しないでください
＊返信はがき（表面）：お申込み者の郵便番号、住所、氏名
往信はがき（裏面）：期日：10月11日、課題名：地域ぐるみの野生鳥獣被害対策、氏名（ふりがな）、郵便番号、住所、電話番号（平日の昼間に連絡がつく番号）
消えるインクは使用しないでください
郵便番号 444-0802 岡崎市美合町字並松1-2
愛知県立農業大学校 研修部 担い手支援科担当
10 申込期限
平成30年9月27日（木曜日）まで（必着）
電話、ファックスでは受付けしておりません。
11 その他
駐車スペースに限りがあり、舗装していないため雨天時はぬかるみます。極力、公共交通機関でお越し願います。
問合せ
愛知県立農業大学校 研修部担い手支援科 担い手支援グループ （担当 森山）
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034（研修部直通）
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp
