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「愛知県次世代自動車充電インフラ整備・運用ガイドライン」を作成しました

ページID:0233409 掲載日:2014年10月9日更新 印刷ページ表示
平成26年10月9日(木)発表

「愛知県次世代自動車充電インフラ整備・運用ガイドライン」を作成しました

 愛知県では、次世代自動車として期待される電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)に必要な充電インフラの更なる整備を進めるため、充電インフラを今後設置する事業者や市町村向けに、手引書として活用できる、「愛知県次世代自動車充電インフラ整備・運用ガイドライン」を作成しました。

 また、説明会や講習会の場において、このガイドラインを活用することにより、引き続き、事業者や市町村等における充電インフラの設置を働きかけてまいります。

1 概要

(1)作成の経緯

 愛知県では、平成25年7月に「愛知県次世代自動車充電インフラ整備・配置計画」を策定し、充電インフラの整備を促進しているところですが、平成26年3月現在、県内には756基の充電インフラが設置(目標:平成32年度末までに1,600基)されており、今後も充電インフラの整備を促進する必要があります。

 本県では、今後、充電インフラを設置する事業者や市町村に、より円滑に充電インフラを設置し、運用していただくため、現在、充電インフラを設置している事業者や自治体の知見を踏まえ、充電インフラの設置時や運用時に支障となる課題を解消するためのポイントを整理した手引きを作成しました。

<充電インフラの必要性>

 県内のEV・PHVユーザーから充電インフラの整備基数が少ないとの声が多数。

<充電インフラの魅力>

 充電インフラ設置後、訪問者や利用頻度が増加。

<設置後の課題と助言>

 自治体や設置事業者では、充電インフラ設置前の手続だけでなく、設置後に様々なトラブルが発生。

(2)特長

  • 充電インフラ設置事業者等と連携し、様々な知見を反映させるだけでなく、自治体による充電インフラの整備・運用に係るガイドラインの作成は、全国初の取組です。

  • なお、本ガイドラインの作成に当たっては、自動車メーカーや充電器メーカー、スーパー等小売関係、運輸・電機・自動車関連企業、市町村で構成する「あいちEV・PHV普及ネットワーク」において、当ネットワーク参加者や充電インフラ設置事業者の知見を反映させています。

2 構成

 本ガイドラインの構成とポイントは以下のとおりです。
「愛知県次世代自動車充電インフラ整備・運用ガイドライン」の構成とポイント
 

ガイドラインの構成

ポイント

設置時の対応

 

 

1.設置目的・条件整理

充電シーン(経路、目的地充電等)、利用対象者の想定。

2.充電設備の選定

普通充電設備もしくは急速充電設備の選定。

3.電源確保の検討

電源確保の方法、分電盤の有無、電気容量の空き状況などの確認。

4.電気工事事業者との事前相談

電源確保の方法、工事内容の確認、参考見積り(積算手法)の検討。

5.設置箇所の設定

電源確保面、設置コスト、利用者の利便性の検討。

6.設置工事業者の選定

発注仕様の検討。申請手続き、メンテナンス等を加味した検討。

7.各種申請手続き

計画段階から補助金の手引きを参照。スケジュール管理が重要。

8.財産区分の整理

地方自治体設置の場合、財産区分の整理が必要。

運用時の対応

 

 

1.運用主体・運用方法の設定

運用主体の検討。メンテナンス等の運用方法の検討。

2.課金の設定

課金の有無、料金、徴収方法などの検討。

3.点検・メンテナンス

風水害・塩害対策や事故防止対策等の検討。

4.マナー違反防止・防犯対策

いたずら・盗難防止、長期放置対策なども考慮。

3 入手方法

 以下のPDFファイルをダウンロードしてください。

愛知県次世代自動車充電インフラ整備・運用ガイドライン

愛知県次世代自動車充電インフラ整備・運用ガイドライン(ちらし)

【参考】

 「あいちEV・PHV普及ネットワーク」は、平成21年4月23日に本県が設立したEV・PHVの普及のための組織です。このネットワークは、EV・PHVの需要の創出をはじめ、充電インフラの整備促進、普及啓発やその効果を評価するための調査などを連携・協働して実施しています。

問合せ

愛知県 環境局 地球温暖化対策課
自動車環境グループ
連絡先:052-954-6217(ダイヤルイン)
E-mail: ondanka@pref.aichi.lg.jp

※組織再編により、平成30年4月1日から、「大気環境課地球温暖化対策室」が「地球温暖化対策課」に、平成31年4月1日から、「環境部」が「環境局」となりました。

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