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全国初となる「低炭素水素認証制度」を制定します

ページID:0230857 掲載日:2018年4月17日更新 印刷ページ表示

全国初となる「低炭素水素認証制度」を制定します

 愛知県では、低炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの活用などにより、より低炭素な水素サプライチェーンの構築に取り組む事業者を支援するため、水素の製造、輸送、利用に伴う二酸化炭素の排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信する「低炭素水素認証制度」を全国で初めて制定し、本日から事業計画の申請受付を開始します。
 本制度の運用により、低炭素水素の製造及び利活用の取組を県内各地に広げ、低炭素社会の実現を目指します。

1 目的

 水素は、利用の段階で二酸化炭素を排出しないことから、地球温暖化対策に大きく貢献し得るエネルギーとして期待されています。
 しかし、現在、国内で流通する水素のほとんどが化石燃料由来であり、製造段階では二酸化炭素が発生していることから、低炭素社会の実現に向けては、再生可能エネルギーを活用して水素を製造することなどにより、より低炭素な水素サプライチェーンの構築が不可欠です。
 そこで、愛知県では、こうした低炭素な水素サプライチェーン構築に取り組む事業者を支援するため、「あいち低炭素水素サプライチェーン推進会議」での検討を経て、水素の製造、輸送、利用に伴う二酸化炭素の排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信する本制度を全国で初めて制定し、本日から事業計画の申請受付を開始します。

2 本制度の概要

(1)対象者

 県内で低炭素水素を製造しようとする者

(2)対象とする低炭素水素の考え方

 本制度では、再生可能エネルギー電気※1又はバイオガス(若しくは、その環境価値※2)から製造された水素を低炭素水素として認証します。

 ※1 対象とする再生可能エネルギーの例
   (1)太陽光発電電力、(2)風力発電電力、(3)水力発電電力、(4)地熱発電電力、(5)バイオマス発電電力
 ※2 対象とする環境価値の例
   (1)J-クレジット、(2)グリーン電力証書、(3)再生可能エネルギー電気の環境価値

 なお、この考え方は制度制定時点のものであり、制度制定後は、制度運用に伴う問題点を検証するとともに、国における検討状況や技術開発の動向を踏まえて、制度の見直しを検討します。

(3)認定・認証方法

 本制度では、まず、「(1)低炭素水素の製造に係る計画を認定」し、当該計画に基づく「(2)低炭素水素の製造に係る実績を認証」します。
 認定・認証を行った場合には、県から認定通知・認証証書を交付します。

3 申請受付期間

 平成30年4月17日(火曜日)から随時受け付けます。

4 申請方法

(1)提出書類等

 申請書類等は、以下の愛知県環境局地球温暖化対策課のWebページからダウンロードすることができます。

 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/ondanka/low-carbon-hydrogen.html

(2)提出場所

 ア 持参の場合

  県庁西庁舎6階
  愛知県環境局地球温暖化対策課 温暖化対策グループ(9時から17時まで)

 イ 郵送の場合

  郵送先:〒460-8501(住所記載不要)
       愛知県環境局地球温暖化対策課 温暖化対策グループ

5 問合せ先

 愛知県環境局地球温暖化対策課 温暖化対策グループ
  住所:名古屋市中区三の丸三丁目1番2号
  電話:052-954-6242(ダイヤルイン)

添付資料

あいち低炭素水素サプライチェーン推進会議の概要

あいち低炭素水素サプライチェーン推進会議の概要 [PDFファイル/48KB]

低炭素水素認証制度の概要

低炭素水素認証制度概要 [PDFファイル/263KB]

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