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【知事会見】愛知県独自の「低炭素水素認証制度」に基づき、全国で初めて低炭素水素製造に係る認証を行いました
2019年12月23日(月曜日)発表
愛知県独自の「低炭素水素認証制度」に基づき、全国で初めて低炭素水素製造に係る認証を行いました
愛知県では、地域の低炭素化に向け、再生可能エネルギーを活用して水素を製造することにより、より低炭素な水素サプライチェーンの構築に取り組む事業者を支援しています。その一環として、水素の製造、輸送、利用に伴う二酸化炭素の排出が少ない水素を「低炭素水素」として認証・情報発信する本県独自の「低炭素水素認証制度」を2018年4月から運用しています。
この度、本県が2018年度に事業計画を認定した3件のプロジェクトについて、いずれもそれぞれの計画に沿って低炭素水素が製造されましたので、2018年度の水素の製造実績を基に、本日、全国で初めて低炭素水素として認証しました。
県は、今後とも、低炭素水素認証制度により事業者の取組を支援するとともに、低炭素水素の利活用の拡大や低炭素水素サプライチェーンの事業化、県内各地への展開を産・学と連携して取り組み、水素社会の実現を目指します。
●低炭素水素の製造実績等
※1 (株)豊田自動織機 高浜工場で利用する水素の一部を製造。2018年度においては、J-クレジットを活用した低炭素水素の製造実績なし。(J-クレジットとは、再生可能エネルギーの導入等によるCO2排出削減量等をクレジットとして国が認証したもの。J-クレジットを活用することにより水素製造に伴うCO2排出量を相殺(カーボンオフセット)することができる。)
※2 製造実績期間換算値。
※3 いずれのプロジェクトにおいても、低炭素水素を製造する際は全て再生可能エネルギーを活用したため、水素製造段階における二酸化炭素の排出量はゼロ。
※4 化石燃料から水素を製造した場合との差から算出。