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中小企業脱炭素経営支援事業
このページでは、中小企業における脱炭素経営の取組を支援する「中小企業脱炭素経営支援事業」について紹介しています。
中小企業脱炭素経営支援事業について
パリ協定を契機として、企業は投資家等からパリ協定が求める水準と整合した意欲的な中長期の排出削減目標(SBT※)の設定等が求められており、カーボンニュートラルの実現に向け、経営戦略や事業方針を決定する「脱炭素経営」が進められています。
中小企業のSBTの設定が進めば、中小企業は取引先に脱炭素に積極的な姿勢をアピールできるほか、取引先のサプライチェーン排出量の削減に貢献できることから、取引先との持続可能な関係を構築することが期待されます。
また、中小企業の脱炭素経営を支援することで、本県の排出量の6割以上を占める産業・業務部門の排出削減を進めることができます。
そのため、本県では、2023年度、中小企業にアドバイザーを派遣し、温室効果ガス排出量の算定やSBT認定基準に合致した温室効果ガス排出量削減目標の設定等を支援する「中小企業脱炭素経営支援事業」を実施しています。
※SBT(Science Based Targets)
5~10 年先を目標年として企業が設定し、国際機関(SBTi)が認定する、パリ協定が求める水準と 整合した削減目標
支援内容
県内に本社又は主たる事業所を有する中小企業5社について、以下の支援を実施します。
(1) 温室効果ガス排出量の算定支援
(2) 温室効果ガス排出削減目標の設定支援
(3) 削減目標達成に向けた短期計画の策定支援
支援企業一覧(五十音順)
公募・審査により、2023年度の支援企業を以下の5社に決定しました。
・ 角文株式会社(刈谷市) [建設業]
・ 大洋産業株式会社(大府市) [プラスチック製品製造業]
・ 株式会社テルミック(刈谷市) [金属製品製造業]
・ 株式会社ニノミヤ(西尾市) [鉄鋼業]
・ 株式会社和田製作所(清須市) [輸送用機械器具製造業]