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木材利用拡大に向けた取り組み

ページID:0237005 掲載日:2019年4月1日更新 印刷ページ表示

治山事業における木材利用拡大へ向けた取り組み

治山事業では、県内産間伐材を利用拡大するため、工事の際に積極的な利用を進めています。

代表的な工法は、以下のようなものがあります。

1.木製治山ダム工

  • 間伐材により駆体の枠を組み立て、内部を割栗石等の石材で充填することにより、構造物を構成しています。
  • 土石流等の発生するおそれのない、小規模な渓流で設置しています。
木製治山ダム工

           木製治山ダム工

2.木製土留工

  • 間伐材及び割栗石等により、構造物を構成しています。
  • 周囲の風景に馴染みやすいため、自然公園内等を中心に設置しています。
木製土留工

            木製土留工

3.木製残存型枠

  • 愛知県では、原則として全てのコンクリート治山ダム上流部に木製残存型枠を施工しています。
  • 治山ダムにおける木製残存型枠は、「通しボルト式」を標準としていますが、「C型鋼立込式」等では下流部へも施工しています。
  • コンクリート土留工表面においても、景観上の観点から、木製残存型枠を施工する箇所もあります。
  • 木製残存型枠については、技術の進展が著しいため、さらにより良い工法を検討しています。
残存型枠(通しボルト式)

         残存型枠(通しボルト式)

残存型枠(C型鋼立込式)

         残存型枠(C型鋼立込式)

土留工残存型枠

           土留工残存型枠

4.柵工・筋工

  • 柵工は、工事で造成した盛土部分へ木杭を打ち、横木を渡して斜面の安定を図る工法です。
  • 筋工は、地山部分を掘り込み、表面水の分散させることにより斜面の安定を図ります。
柵   工

             柵  工

筋   工

             筋  工

5.簡易筋工

  • 森林整備工事により発生した伐採木を有効に活用し、表土が流出している箇所に簡易な構造の筋工を設置しています。
簡易筋工

             簡易筋工

6.防風工

  • 海岸地域では、植栽したばかりの幼齢木を海風から保護するため、防風工を設置しています。
防 風 工

            防 風 工

7.管理歩道

  • 生活環境保全林整備事業等で森林整備を実施した箇所では、維持管理のための管理歩道を施工する場合もあります。
管理歩道

             管理歩道

問合せ

愛知県 農林基盤局 林務部 森林保全課

E-mail: shinrin@pref.aichi.lg.jp