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麻しん(はしか)についての注意喚起

ページID:0632608 掲載日:2026年9月1日更新 印刷ページ表示

〇麻しんウイルスに感染することで発症する感染症です。「はしか」とよばれることもあります。

〇本邦では、2015年に麻しんの排除状態にあることがWHOにより認定されています。しかし、現在でも海外からの持ち込み事例とそこからの感染による事例が見られています。

〇麻しんについて

主な症状

38℃前後の発熱が2~4日間続き、咳や鼻水といった風邪のような症状が出ます。

その後、高熱(多くは39℃以上)が出るとともに、発疹が出現します。発疹出現の前後で口内の頬粘膜にできる白い斑点(コプリック斑)が多くで見られます。通常、発熱や発疹の症状は7~10日程度で回復します。

肺炎や中耳炎を合併することがあり、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発生すると言われています。

また、ワクチンによる免疫が不十分な場合では、発病しても特徴的な症状があまり出ず、症状だけでは風邪と区別が難しい事があります。

感染経路等

空気感染※、飛沫感染、接触感染によりヒトからヒトに感染が伝播します。

その感染力は非常に強いと言われており、同じ空間に滞在しただけで感染する可能性があります。

感染する(ヒトにうつる)期間は、発症の1日前から解熱後3日頃までとされています。

免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

※麻しんウイルスの空気中での生存期間は2時間以下と言われています。

潜伏期間

多くは約10日~12日間(人によっては約7~21日間)

治療法

特異的な根治療法はなく、対症療法を行います。

予防方法

麻しんは感染力が強く、手洗い、マスクのみで予防はできないため、麻しんの予防接種が最も有効です。麻しんのワクチン(MRワクチン等)を2回接種していない方等は、予防接種を検討することをお勧めします。

麻しん患者と接触した場合、接触後72時間以内であれば緊急ワクチン接種により発病を予防できる可能性があります。

〇麻しん患者と接触した場合は、発病までの期間として接触後最大21日間程度注意が必要です。

〇発熱、発疹等の症状から「麻しん」が疑われる場合は、必ずマスクを着用し、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、速やかに受診してください。また、受診の際は、周囲の方へ感染を拡げないよう、公共交通機関等の利用を避けてください。