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永田副知事が東栄町の「しかうち行事」を鑑賞しました。
永田副知事が東栄町の「しかうち行事」を鑑賞しました。
平成26年2月9日(日)、永田副知事が東栄町小林地区および月地区の、県指定無形民俗文化財「しかうち行事」を鑑賞しました。
昔から、天災や鹿・猪などの野獣による農作物の被害は、農民の生活を苦しめるものでした。「しかうち」は、鹿を田畑を荒らす害獣と見立てて、杉やアオキの葉などでかたどった鹿を弓矢で射て、こうした被害から逃れようとする農民の信仰から生まれたものです。
「しかうち」は一連の神事の中の次第の一つで、ほかに、悪霊を祓い、五穀豊穣、家内安全を祈って射る「的うち」も行われます。
前日の雪が残り、厳しい寒さの中、作法に則り、おごそかに神事がとり行われました。同じ「しかうち行事」でも、小林地区と月地区では所作が少し異なり、古来より受け継いでいる多様な伝統文化の一端に触れた一日となりました。

小林地区「しかうち」

小林地区「的うち」

小林地区「的うち」に参加する永田副知事

月地区「しかうち」

月地区「鬼面を射る」場面
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