ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 東三河総局新城設楽振興事務所 > 設楽町の田峰観音と田峯城址を訪ねて

本文

設楽町の田峰観音と田峯城址を訪ねて

ページID:0079801 掲載日:2015年2月5日更新 印刷ページ表示

 平成27年1月28日(水)に設楽町の田峰観音と田峯城址を訪れました。境内では奉納歌舞伎を間近に控え、地区の人々が総出で作り上げた芝居小屋の青竹格子天井のドーム型の屋根が完成していました。

  2月11日(水)には、五穀豊穣を祈願する国指定重要無形民俗文化財の「田峯田楽」が行われます。昼・夜・朝の三部構成からなり、一年の農作業が模擬的に演じられる夜田楽が見所です。朝田楽は境内でかがり火を焚いて、笛や太鼓の音に合わせて舞われ、夜田楽とは雰囲気が一変するようです。

 又、翌日12日(木)には境内にある舞台で奉納歌舞伎が行われます。地元住民でつくる田峰観音歌舞伎座保存会「谷高座(やたかざ)」と田峯小学校の児童により演じられます。

 

田峰観音

田峰観音は、新城市方面から県道389号線(伊那街道)の稲目トンネルを過ぎ、設楽町清崎の清嶺トンネル手前付近を左折し、左側の道を車で5分ほど行くと到着します。

芝居小屋屋根

青竹と丸太を荒縄で縛り、ドーム型で作られています。歌舞伎が奉納される当日は、桟敷一面に畳が敷かれるようです。

歌舞伎舞台

文久3年(1864年)に建築された茅葺き屋根の舞台で、昭和51年に愛知県の有形民俗文化財に指定されました。

 

 「田峯城址」は、田峰観音から車で5分ほどで行くことができます。「田峯城」は田峯菅沼氏の本城で、文明2年(1470年)に定信氏が構築しました。

 現在は、「歴史の里 田峯城」として再建され、町の観光、文化のシンボルととなっています。「本丸御殿」、「本丸大手門」や「物見台」などは当時の建築方法により復元されています。

本丸御殿

「物見台」に登って見た入母屋書院造りの「本丸御殿」です。ここからの景色は、寒狭川の蛇行を見下ろせるなど格別です。

御殿内部

本丸御殿「上段の間」です。正面の一段高いところにお殿様が座られたのでしょうか。

田峯城址

田峯城址です。手前の柵の向こう側が「大手門跡」で、建物は「本丸御殿」になります。

*********************

設楽町の観光の情報は「設楽町観光協会」ホームページ

 

奥三河の観光情報は「奥三河観光協議会」ホームページ

*********************

問合せ

愛知県 東三河総局新城設楽振興事務所
山村振興課 産業労働グループ
電話 0536-23-2116(ダイヤルイン)
E-mail: shinshiroshitara@pref.aichi.lg.jp