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奥三河歴史のある民家を訪ねて

ページID:0081017 掲載日:2015年3月10日更新 印刷ページ表示

 奥三河には、18世紀から19世紀に建てられたいくつかの民家があります。今回は、3月3日(火)に北設楽郡豊根村の「熊谷家(くまがいけ)」と新城市の桜淵公園(新城市庭野)内にある「釜屋建民家(かまやだてみんか)」を訪れました。

 「熊谷家」は豊根村上黒川にある「湯~らんどパルとよね」の近くにあります。熊谷家はかつて造り酒屋を営み、また山間部庄屋を務めて現在20代目を継いでいる古い家柄です。主屋は18世紀初頭の建造と推測され、倉(新倉と穀倉)とともに昭和49年に国の重要文化財に指定されました。

熊谷家

 豊根村役場から国道151号線へ行く途中の県道428号線道沿いから「熊谷家」を見てみました。

主屋と倉

 主屋は、この地方にはない間取りや構造で、武家住宅の形式に類似しているそうです。部屋には「上段の間」があり、お代官様が来た時に利用したようです。

茅葺き屋根

20年以上前に葺き替えられた茅葺き屋根です。宮城県気仙沼から取り寄せたそうです。

 続いて、新城市指定文化財の「釜屋建民家」を訪れました。場所は桜で有名な新城桜淵公園の中にあります。民家の主屋部分は新城市中宇利、釜屋は庭野から移築されました。

 

釜屋建民家

 茅葺き屋根の釜屋建民家(かまやだてみんか)です。周りの景色にも溶け込んでいます。

主屋と釜屋

 向かって左が主屋で、寝室や食事をする部屋など生活するための部屋が4つあります。右が釜屋で、土間になっており、台所や作業をしたりする場所で、風呂、馬屋などがあります。東側120メートルほど離れた「新城青年の家」へ申し出れば、自由に見学することが出来ます。

主屋室内

室内に入り釜屋から主屋を見てみました。

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豊根村の観光の情報は「豊根村観光協会」ホームページ

奥三河の観光情報は「奥三河観光協議会」ホームページ

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問合せ

愛知県 東三河総局新城設楽振興事務所
山村振興課 産業労働グループ
電話 0536-23-2116(ダイヤルイン)
E-mail: shinshiroshitara@pref.aichi.lg.jp