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【奥三河探訪】新春の田峰観音
新城設楽振興事務所では、「奥三河探訪」と題して、愛知県奥三河地域の伝統行事やイベント、四季の移ろいなどを紹介しています。
今回は、お正月の田峰観音をご紹介します。
設楽町にある田峰観音は、三河三観音の一つで、1470年、菅沼定信が田峯城を築城して、城鎮護のために谷高山高勝禅寺(やたかさんこうしょうぜんじ)を建立し、松芽観世音菩薩(まつめかんぜおんぼさつ)と十一面観世音菩薩を合祀し、田峰観音と呼ばれるようになりました。
毎年2月に奉納歌舞伎や国指定無形民俗文化財である田峯田楽が行われることで有名ですが、お正月には多くの初詣客で賑わいます。
お正月には甘酒の接待や年頭祈祷を行なっています。
また、駐車場の敷地内にある特産物直売所では、1月1日の特別メニューとして、田峯で古くから食べられていた「昔そば」が数量限定で販売されます。
この「昔そば」は、そば粉100%の太い麺のおそばで、自然の味わい深いだしに、千切りした大根と人参がたっぷり添えられています。
新春は田峰観音へ初詣に行ってみてはいかがでしょうか。
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