（仮称）バロー豊橋前田店

　当該届出においては、夜間の搬入車両走行音により夜間の騒音レベルの最大値が予測点a（67.5dB(GL+4.5m)）及び予測点b（50.5dB(GL+1.5m、4.5m)）において騒音規制法の規制基準値（基準値50dB）を超えている。
　設置者は、予測点aにおいては夜間の搬入車両を東側からの搬入とし、遮音壁の高さを届出時の2.5mから3.8mと変更することにより、予測点a（61.4dB（GL+4.5m)）では基準値を上回るが、住居側での予測点A（49.7dB(GL+4.5m)）では基準値を下回るとしている。予測点bにおいては、対策が示されておらず、住居側での予測点Dは第2種住居地域（基準値40dB）である。
　夜間の搬入車両に関しては、店舗の営業に直接関連する騒音であり、設置者において抑制が可能なものである。さらに豊橋市からは「周辺の住宅、特に夜間使用する出入口付近の住宅に対する騒音には充分配慮し、規制基準を遵守すること。」との意見も提出されており、県は設置者に対し、夜間の搬入車両走行音が周辺環境に与える影響に対し、十分配慮すべきことを要請することが妥当であると考える。