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STATION Aiパートナー拠点
愛知県では、県内各地において、それぞれの地域特性や強みを生かして主体的にスタートアップ支援に取り組む機関等を「STATION Aiパートナー拠点」と位置づけ、STATION Aiとの相互連携、協力関係の構築を進め、県内全域にわたるスタートアップ・エコシステムの形成を目指しています。
2022年度からは、積極的にスタートアップ支援に取り組む県内各地域を支援するエコシステム形成支援統括マネージャーを配置し、各地域の自律的なスタートアップ・エコシステムの形成を促進しています。
1 東三河スタートアップ推進協議会
東三河地域では、従来から民間企業や第三セクターが設置した複数のスタートアップ支援拠点があり、それらを中核とした産学官の連携体制構築の動きがありました。これらの活動から、東三河地域発のスタートアップの創出及び東三河地域に適したスタートアップ・エコシステムの形成を目的とした活動を展開することで、新産業の創出など東三河地域の産業経済の活性化を図ることを目的に、主体的にスタートアップ支援に取り組む企業、大学、行政機関等で構成する「東三河スタートアップ推進協議会」が設立されました。
2021年10月に、東三河地域におけるスタートアップを起爆剤としたイノベーションの創出とエコシステムの構築を目指し、県と相互の連携・協力に関する覚書を締結して本県初のSTATION Aiパートナー拠点として位置づけました。
2021年10月7日 覚書調印式の様子
2 ウェルネスバレー推進協議会
大府市・東浦町では、国立長寿医療研究センターを中心に、全国有数の健康長寿分野関連機関が集積する「あいち健康の森及びその周辺地区」を「ウェルネスバレー」と名付け、ウェルネスバレー推進協議会を中心に、主にヘルスケア分野のスタートアップ創出・育成・誘致に取り組んでおり、地域の特色を活かしたスタートアップ支援体制を構築してきました。
2023年9月に、ウェルネスバレー推進協議会との連携によるイノベーション創出とエコシステム形成の更なる取組の発展に向け、県と相互の連携・協力に関する覚書を締結して、STATION Aiパートナー拠点として位置付けました。
2023年9月21日 覚書調印式の様子