内湾湾口観測結果

内湾湾口観測結果

【観測結果（調査日：4月10、11日）】

　4月10日に渥美外海、11日に伊勢湾の観測を実施しました。

【水平分布（調査点：P3～A10）】

表層水温は、伊勢湾では気温の上昇とともに高くなっています。一方、渥美外海では黒潮系暖水の波及の影響で水温が高くなっています。

表層のクロロフィルa濃度は、内湾の河川水の影響の大きい伊勢湾湾奥の愛知県側で高くなっています。

【鉛直分布（調査点：P3～A10）】

　渥美外海では鉛直混合が盛んですが、伊勢湾では気温の上昇と降雨、河川水の影響で成層化が進んでいます。その結果、湾奥（P8～10）の底層に孤立した水塊が分布しており、溶存酸素濃度が比較的低くなっています。

　クロロフィルa濃度は、伊勢湾の湾奥から湾央の亜表層に最も高いピークが分布し、外海までを含めて全体的に高くなっています。

内湾湾口表層水

鉛直分布

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