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令和7年7月

ページID:0608213 掲載日:2025年10月20日更新 印刷ページ表示

愛知県茶品評会で「とよた茶」好成績!

と き:令和7年7月1日、2日

ところ:農業大学校(岡崎市)

主体・対象(構成員数):豊田市茶業組合(21名)

 第52回愛知県茶品評会において、管内の茶業組合から「普通せん茶4kgの部」「かぶせ茶の部」「てん茶の部」に、合わせて37点出品された。「かぶせ茶の部」で1位になった石川龍樹氏は、全125点の出品茶の中で2番目の賞である東海農政局長賞を受賞した。この他にも4点が1等に入賞した。
 これらの賞は、日頃の茶園管理はもとより、今年の春先の新芽の生育状況を見極め、これに適した最良の加工を施した組合員の技術と努力の賜物である。普及課は今後も農家ごとに改善点を見つけ、技術指導でサポートを行いながら産地振興を図っていく。​

机に並べられたいくつもの出品茶

品評会の様子

豊田稲作部会 視察を実施

と き:令和7年7月4日

ところ:愛知県農業総合試験場 片倉コープアグリ(株)(名古屋工場)

主体・対象(構成員数):JAあいち豊田 豊田稲作部会(7名)

 JAあいち豊田 豊田稲作部会は、挙母地区の水田作農家の有志12名で構成され、共励会や勉強会等をとおして技術改良と親睦を図っており、この度県内視察を開催した。視察先の農業総合試験場では、イネカメムシの防除対策や水稲の高温耐性品種の育成状況についての研修を受け、ほ場見学を行った。また、片倉コープアグリ(株)では、資材の特徴を聞き、工場見学を行った。部会員は、イネカメムシの効果的な防除体系や高温対策資材の詳しい解説を聞き、今後のカメムシ対策や白未熟粒対策について活発に意見を交わした。​

熱心に研修内容に注目する参加者

研修の様子

 

水稲青空教室で高温とカメムシ対策について説明

と き:令和7年6~7月

ところ:豊田市、みよし市

主体・対象(構成員数):JAあいち豊田管内 水稲生産者(43会場 約400名)

 JAあいち豊田が豊田市及びみよし市内の43会場で水稲青空教室を開催し、多くの水稲生産者が参加した。農業改良普及課はそのうち主要な19会場で講師として出席した。
 水稲青空教室では、この時期の水稲の生育状況と今後の気象予測・栽培管理のポイントを共有し、高温や日照不足に負けないイネづくりの説明を行った。生産者からは多くの質問があり、ケイ酸資材を施用するタイミングやカメムシ防除に使用する薬剤の種類など丁寧に回答した。水稲青空教室は毎年この時期に行っており、生産者の品質の高い米づくりを支援している。

ほ場にて普及指導員の説明を熱心に聞く生産者

青空教室の様子

春播きの飼料用トウモロコシの収穫完了!納品が始まっています!

と き:令和7年7月23日

ところ:豊田市高岡地区

主体・対象(構成員数):水田作経営体(1経営体)豊田加茂管内酪農家(3戸)

  豊田市の水田作経営体が、7月下旬より飼料用トウモロコシ(WCS)約16haの収穫を開始するとともに、豊田加茂地域の酪農家3戸のもとへ納品を開始した。
 今年度は昨年産の反省から除草剤の適期散布などの管理を徹底した結果、収量は約2.8t/10aと昨年度より13%増加した。今年から開始した夏播き10月収穫を含め、管内要求量を補うことができる見込みである。
 また、同経営体では今年度初の試みとして、夏播きの子実用トウモロコシも生産しており11月頃に収穫予定である。引き続き飼料用トウモロコシの栽培及び畜産農家への給与方法を指導していく。

畑の飼料用トウモロコシが作業機によって収穫されWCS(ホールクロップサイレージ)へ形成される様子

飼料用トウモロコシ(WCS)収穫の様子