平成22年廃棄物処理法及び条例の改正について

　平成22年5月に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律」が公布され、平成23年4月1日より施行されました。法改正の概要は以下のとおりです。

1. 廃棄物を排出する事業者等による適正な処理を確保するための対策の強化
   （排出事業者による保管届出、建設系廃棄物の処理責任の一元化、マニフェスト制度の強化、排出事業者による処理状況確認等）
2. 廃棄物処理施設の維持管理対策の強化
   （廃棄物処理施設の定期検査、廃棄物処理施設の維持管理情報の公開等）
3. 産業廃棄物処理業の優良化の促進等
   （優良産業廃棄物処理業者認定制度）
4. （特別管理）産業廃棄物収集運搬業許可の合理化
   （収集運搬業の許可権者の見直し）
5. 排出抑制の徹底
   （多量排出事業者による処理計画の公表等）
6. 適正な循環的利用の促進
   （廃棄物の輸入の拡大、各種認定制度の監督強化等）
7. 焼却時の熱利用の促進
   （熱回収施設設置者の認定制度）

　法改正の詳細な内容及び、法改正関連の情報については以下のページ及びファイルをご覧ください。

• 平成22年改正廃棄物処理法について
• 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律の公布のお知らせ
• 「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令の一部を改正する政令」等の閣議決定について

　法律の改正や市町村の合併等を受けて、以下のように条例の改正を行いました。

1. 屋外保管の届出義務の「適用除外」の追加
2. 報告徴収及び立入検査の対象の追加
3. 「産業廃棄物の不適正な処理」の定義の追加
4. 届出様式への押印省略等