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2014/15シーズン
インフルエンザウイルス分離・検出状況

インフルエンザウイルス分離状況(平成27年6月29日現在)<名古屋市を除く>

2014/15シーズン

発生動向調査 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2014年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 0 0 0 0 0 0 0
11月 9 9 0 0 9 0 0
12月 36 23 0 0 23 0 0
2015年1月 82 64 0 0 61 0 3
2月 35 26 0 0 24 1 1
3月 19 14 0 0 10 2 2
4月 11 8 3 0 1 0 7
5月 4 3 1 0 0 1 2
6月 0 0 0 0 0 0 0
合計 196 147 4 0 128 4 15
集団かぜ 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2014年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 0 0 0 0 0 0 0
11月 30 17 0 0 17 0 0
12月 0 0 0 0 0 0 0
2015年1月 0 0 0 0 0 0 0
2月 0 0 0 0 0 0 0
3月 0 0 0 0 0 0 0
4月 0 0 0 0 0 0 0
5月 0 0 0 0 0 0 0
6月 0 0 0 0 0 0 0
合計 30 17 0 0 17 0 0

2013/14シーズン(参考)

発生動向調査 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2013年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 1 1 0 0 1 0 0
11月 9 7 0 1 6 0 0
12月 8 7 0 1 6 0 0
2014年1月 70 59 0 22 24 7 6
2月 61 52 0 24 12 7 9
3月 27 24 0 8 5 3 8
4月 20 15 0 1 3 2 9
5月 8 7 0 0 0 5 2
6月 0 0 0 0 0 0 0
合計 204 172 0 57 57 24 34
集団かぜ 検体数 検出数 検査中 AH1
pdm09
A香港型 B型
(ビクトリア
系統)
B型
(山形
系統)
2013年9月 0 0 0 0 0 0 0
10月 0 0 0 0 0 0 0
11月 0 0 0 0 0 0 0
12月 12 7 0 0 7 0 0
2014年1月 29 10 0 4 5 0 1
2月 0 0 0 0 0 0 0
3月 0 0 0 0 0 0 0
4月 0 0 0 0 0 0 0
5月 0 0 0 0 0 0 0
6月 0 0 0 0 0 0 0
合計 41 17 0 4 12 0 1

2013/14シーズンのインフルエンザウイルス分離状況はこちら

2014/15シーズンのインフルエンザウイルス分離・検出状況(平成27年6月29日現在)

●ウイルスサーベイランス:感染症発生動向調査等の目的で2014/15シーズン(平成26年9月〜)に愛知県内の医療機関(名古屋市を除く)で採取され、当衛生研究所に搬入された196検体中147検体より、A香港型(AH3亜型)128株、B型山形系統15株、B型ビクトリア系統4株が分離されています。今シーズン愛知県の傾向としては、シーズン前半はAH3亜型の検出が多くみられ、シーズン後半にはB型、特に山形系統の検出がみられ、B型ビクトリア系統の検出も少数みられました。 今シーズン全国からの分離・検出報告によるとAH3亜型が全分離・検出の85%以上を占めていますが、平成27年1月以降はB型、特に山形系統(10%)の分離・検出が増加しています。これに比べAH1pdm09及びB型ビクトリア系統の分離・検出割合は1%未満です。

●集団かぜ:平成26年11月に江南、一宮、豊川、豊橋市、豊田市保健所管内の小学校で発生した5事例からAH3亜型が17株分離されています。

●入院サーベイランス:平成26年第36週から平成27年第25週までに県内全14基幹定点医療機関より報告された入院患者は合計560名で、前年同期の478名より多くなっています。

●抗ウイルス剤感受性(耐性マーカー)サーベイランス(名古屋市を除く):今シーズンはAH1pdm09ウイルス株を分離していないため、タミフル耐性マーカー遺伝子(H275Y変異)検索実績はありません。 全国の地衛研の報告では平成27年6月29日現在、36株中0株(0%)の検索実績で耐性マーカーは検出されていません。

(生物学部 ウイルス研究室)

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