２　地盤沈下の状況
　
(2) 西三河地域
　
○西三河地域の地盤沈下の状況
平成9年以降、年間１cm以上の沈下を示した水準点はなく、昭和60年以降、平成2年を除いて1cm以上の沈下域も生じていません。
年間最大沈下量は岡崎市八帖町往還通の0.91cmでした。また、最近５年間の累積沈下量は吉良町大字吉田字高島新田の2.11cm、最大累積沈下量は吉良町大字白浜新田字北切の41cm(標高TP +1.0610，昭和50年からの30年間の累積)となっています。
　
　
○年間沈下量ワースト５
　　　　　　（平成16年9月〜平成17年8月）





　
　 水準点番号 所　　在　　地 沈下量（cm）
1 １６６−１ 岡崎市八帖町往還通 ０．９１
2 ２ 岡崎市上六名町字三島 ０．８３
3 Ａ３９５ 岡崎市矢作町字祇園 ０．８０
4 Ａ２１１ 吉良町大字大島字一反畑 ０．７３
4 Ａ３９４ 岡崎市上青野町新井 ０．７１
　
　
○最近５年間の累積沈下量ワースト５
　　　　　　（平成12年9月〜平成17年8月）





　
　 水準点番号 所　　在　　地 沈下量（cm）
1 Ａ３５５ 吉良町大字吉田字高島新田 ２．１１
2 Ａ２００ 吉良町大字白浜新田字北切 １．７８
3 Ａ１９７ 吉良町大字富田字油田 １．７６
4 ３２ 吉良町大字大島字上 １．５８
5 Ａ２１１ 吉良町大字大島字一反畑 １．３２
　
　
○累積沈下量ワースト５
　　　　　　（観測開始年〜平成17年8月）





　
　 水準点番号 所　　在　　地 沈下量（cm） 調査開始年
1 Ａ２００ 吉良町大字白浜新田字北切 ４１ 昭和50年
2 Ａ１９７ 吉良町大字富田字油田 ３０ 昭和50年
3 Ａ３５５ 吉良町大字吉田字高島新田 ２６ 昭和52年
4 Ａ１９６ 吉良町大字上横須賀字菱池 ２４ 昭和50年
5 Ａ２１１ 吉良町大字大島字一反畑 ２３ 昭和51年
　
　
　
○主要水準点の変動状況
○地盤沈下の推移





　

　		 昭和
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
１cm以上沈下した面積(km2)
0		 約
3		 約
4
−		 約
8		 約
20		 約
64		 約
9		 約
16		 約
16		 約
0		 約
0		 約
0
年間最大沈下量
(cm)
0.7
1.6
2.3
−
2.3
3.1
3.5
2.7
2.7
2.4
1.1
1.5
1.7
注）昭和53年は測定不能





　

63		 平成
元
２
３
４
５
６
７
８
９
10
11
12
13
14
15
16
17
約
0		 約
0		 約
4		 約
0
0		 約
0
0		 約
0		 約
0
0
0
0
0
0
0
0		 0
0

1.35
1.69
2.20
1.11
0.67
1.41
0.92
1.01
1.27
0.93
0.75
0.36
0.55
0.64
0.52
0.95		 0.39
0.91
注）西尾市、一色町、吉良町の面積　133km2
沈下域の面積で「約0」とは、沈下した水準点は存在するものの、
沈下域の形成には至らなかったことを示している。
　
　
　
１　地下水揚水量と地下水位の状況
２　地盤沈下の状況
(1) 尾張、名古屋市地域
(2) 西三河地域
(3) 東三河地域、渥美地域、知多地域
３　まとめ