分かりにくい雨量について関心を持ってもらうために、津島市の防災訓練に降雨体験車を出動させました。
防災訓練に参加した約300人の大半に、20mm/h、50mm/h、120mm/hという雨量変化を体験してもらいました。
特に子どもは初めて見る降雨体験車に興味津々で、水害を知る一つのきっかけになったと思います。
防災訓練は、防災意識を高める良い機会です。
しかし、一般的に防災訓練は地震を想定しており、水害に関して学ぶ機会とはなっていませんでした。それはゼロメートル地帯であるこの津島市でも例外ではありません。
そこで、愛知県では市町村や自主防災会主催の防災訓練に対し、パネル展を出展することで水害について学んでもらう取り組みを始めました。
防災訓練の参加者に、東海豪雨や伊勢湾台風の写真を見てもらいながら、「内水」と「外水」の違いなどについて、県の職員が説明を行いました。