平成15年結核の発生動向(確定)

 平成15年の結核発生動向がまとまりました。
 愛知県の平成15年の新登録患者数は1,944人で、前年より73人減少し、また罹患率も27.1と前年を1.2ポイント下回りました。
 これで平成12年から、4年連続で結核の指標改善となったわけですが、これからもこのような改善傾向が続くように気をつけなければなりません。


結 核 の 主 な 指 標
  結  核  死  亡 新  登  録  者
死亡者数 死 亡 率 新登録患者数 罹 患 率
全国 愛知県 全国 愛知県 全国 愛知県 全国 愛知県
平成15
2,336 136 78
1.9
1.9
1.6
31,638 1,944
1,132 24.8
27.1 22.8
(平成
14年)
(2,316) (125) (73)
(1.8) (1.8) (1.5) (32,828) (2,017) (1,161) (25.8) (28.3) (23.5)
   
    新 登 録 者 全   登   録   者
(再掲)
喀痰塗抹陽性者数
全登録患者数 全 登 録 者 中
活動性肺結核患者数
有 病 率
(活動性結核)
全国 愛知県 全国 愛知県 全国 愛知県 全国 愛知県
平成15年 11,857 763 413 77,211 4,214 2,514 29,717 1,721 930 23.3 24.0 18.7
(平成14年) (11,933) (772) (407) (82,974) (4,551) (2,665) (32,396) (1,991) (1,078) (25.4) (28.0) (21.8)
注1)「愛知県」=名古屋市を含む数値、 「県」=名古屋市を除く数値。
注2)新登録患者数は、平成15年の1年間に新たに結核患者として登録された患者数。
注3)全登録患者数は、平成15年12月末時点で結核患者として登録されている患者数。
注4)罹患率・有病率は、それぞれ新登録患者数・活動性結核患者数を平成15年10月1日現在の人口10万対で除したもの。

●愛知県の罹患率は、全国47都道府県のうち、悪い方から数えて7位となっている。
●新登録患者中の60歳以上の者は県計(名古屋市を除く)で724人(64.0%)で、前年の726人(62.2%)を人数は下回ったが、結核患者に占める高齢者の割合は上回った。



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平成16年結核発生動向