収蔵資料
MATERIALS戦後改革、戦地からの復員、復興とまちづくり
などの資料を展示しています。
終戦後の地域の様子や名古屋の街の変遷を紹介します。
戦後の地域史
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母子手帳
出産までの妊婦の健康状況や出産時の大切な事項(出生日や時間、出生した施設、病院の名称、助産師の名前など)、出産後の予防接種や成長記録などを記入するもの(1950(昭和25)年)
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日本銀行券
終戦直後の1946(昭和21)年に発行された10円札と終戦直後の1946(昭和21)年に発行された1円札。
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Let's Learn English Book 1・2・3(教科書)
中学英語1:中学校1年生用で、アルファベットから短文会話の構成となっている。
中学英語2:中学校2年生用で、物語と文法演習の構成となっている。
中学英語3:中学校3年生用で、会話、物語と文法演習の構成となっている。 -
米国と米国人
アメリカについて書かれた小冊子。戦時中は一方的な情報で「敵国」とされたアメリカのイメージが伝わり、国のあり方や文化などを知る機会もなかった。(毎日新聞社、1945(昭和20)年発行)
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紙芝居「みっちーとちゅう吉」
戦後、主に幼稚園から小学校低学年に読まれた話。「食事の前や遊んだ後は、手をきれいに洗いましょう。」という内容。日本語で書かれた話だが英訳され、どちらでも読むことができる。(ほりおべん作、日本教育画劇社、1950(昭和25)年発行)
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戦死通知
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模範教科書
連合国最高司令官総司令部(GHQ)の指導のもとで作成された、新教科書。(文部省発行、1946(昭和21)年)
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「白鳥」創刊号(雑誌)
戦後、発行された少女雑誌。川端康成などの作家の小説やファッション、料理などが掲載されている。(大地書房、1947(昭和22)年発行)
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予防注射証明書
チフスやコレラなど伝染病を予防するため予防接種が行われ、接種したことを証明するため公的機関が接種証明書を発行した。また、注射を受けるときには、この証明書が必要だった。
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出産取扱証明書
出産したことを証明する書類。助産婦が発行していた。
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郵便貯金証明書
軍から支給された給料などからの貯金を保障するために通帳番号と貯金累計金額を証明したもの。証明書は該当者の所属連隊が発行した。(1945(昭和20)年)
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家族から戦犯の父に宛てた手紙
戦犯として巣鴨拘置所(通称「巣鴨プリズン」)に収容されている父へ送った家族の近況報告。盆踊りの様子を描いたものもある。表には拘置所の収納印が押されている。
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名古屋市復興都市計画図
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引揚証明書
居住地の移動証明書に代わるもので、戦後の食料の配給や各種の証明などに必要とされた。外食券や乾パンなどの支給数量が記載されている。(厚生省佐世保引揚援護局、1946(昭和21)年)
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掛時計
戦後間もない米軍の占領期に製造されたもの。文字盤に「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の表示あり。
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蓄音機
円盤レコードの溝に針を接触させ、録音した音を再生する装置。
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日本陸軍戦力喪失一覧図
戦後、発行されたアジア・太平洋戦争における日本軍及び連合軍の進攻状況や日本軍の全滅場所などが図示された地図。各戦闘における戦死者数など詳細な資料も入っている。
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製薬箱
置き薬入れとして、各家庭にあったもの。箱の上部には「富山市星井町 製薬箱志甫和三郎製」、側面には「越中国富山」と墨書きがあり、焼印で「誠思館志甫和三郎薬房」とある。
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教科書「くにのあゆみ」
終戦後に発行された「日本のあけぼの~終戦」までの歴史を学ぶための教科書。(中学校第2・第3学年用)
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米から帰還した絹製ハンカチ
花模様のハンカチ。出征する人に家族の女性か恋人が持たせたものと思われる。戦後は、一旦は米軍の手に渡ったものである。
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賞詞(ケッペル作業班での作業に対して)
ケッペル作業隊での皆勤賞の賞状。シンガポール部隊司令官名で発行・授与されている。
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新憲法普及用冊子(新しい憲法明るい生活)
1947(昭和22)年5月3日、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義などを定める日本国憲法が施行された。これは、憲法の内容を広く国民に知らせるために、憲法普及会が作成した新憲法普及用の小冊子で、憲法骨子をわかりやすく説明している。
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新訂新憲法解説
戦後制定された日本国憲法について、中等学校の生徒向けに、条文ごとに解説した書籍。付録として、皇室典範や教育基本法などの法律の解説も付いている。
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平和国家への道
アメリカ教育使節団が1946(昭和21)年3月に提出した報告書の和訳を書籍として販売したもの。書かれている内容(六・三・三制の導入、男女共学、教育委員会の設置など)は、戦後の教育改革の指針となり、提案の多くが採用された。
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日米会話必携
アメリカを中心とする連合国軍の進駐によって、外国語と接する機会が増えたことで、英語に関する書籍も大量に出版されることとなった。この資料は、日常会話における英語での言い回しを記した書籍である。
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民主主義
民主主義ついて、政治学者の今中次麿が書き、毎日新聞社が発行した書籍。戦後改革が進められるなかで、「民主主義」という言葉が広く使われるようになった。
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復員のしをり
復員前に配布された復員準備のしおり。引揚証明書などの関係書類や、船中での注意事項などが記載されている。
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参戦二十将星日露戦争を語る
日露戦争に参加した将軍たちが当時の思い出を語った書籍。1935(昭和10)年に東京日日新聞社(現在の毎日新聞社の前身)から出版された。
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「私の若かった頃そして戦争」等書籍
著者の橋本貞江さんは、戦時体験を太平洋戦争を知らない世代の人々や外国人に知ってもらおうとして、戦争体験を綴った。
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割増金附建設貯蓄債券第1回
戦後、荒廃した国土の復興のために、発行された債券。抽選があり、当選者には償還時に割増金も支払われるというもの。
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学童集団疎開復帰状況調
戦争が終わって疎開先から名古屋に復帰した調査の記録。
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名古屋市 第壱回宝くじ (金参拾円)
名古屋市発行の地方宝くじ。復興資金調達を目的に発行された宝くじだと考えられる。1等賞金は「百万円」。
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地図(愛知県全図)
戦後に発行された愛知県の全図。地図の価格は1円50銭。
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図書・書籍(社会館から児童館・保育園へ)
戦前から戦後の社会福祉・保育行政の変遷が分かる冊子。昭和57年(1982)発行。
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衣料切符
戦後、物資不足により配給制度は続けられ、衣料切符が必要だった。切符の発行元は自治体。